プーチン氏が重病? ウクライナ高官「がんなど様々な病気」 急浮上の後継者とは(2022年5月15日)

プーチン氏が重病? ウクライナ高官「がんなど様々な病気」 急浮上の後継者とは(2022年5月15日)

プーチン氏が重病? ウクライナ高官「がんなど様々な病気」 急浮上の後継者とは(2022年5月15日)

 東部で連日、激しい戦いが続くなか、ウクライナの高官はロシアのプーチン大統領が「がん」などを患って重い病気だとの分析を明らかにしました。こうしたなか、ロシアのメディアは後継者として、ある男性が急浮上したと報じています。

 ウクライナ軍の攻勢が伝えられているウクライナ第2の都市ハルキウ。アメリカのシンクタンクは、ロシア軍がハルキウから完全撤退を決めたとみられるとの分析を公表しました。

 ロシアによるウクライナ侵攻からまもなく3カ月。ウクライナ国防省の高官が今後の見通しについて語りました。

 ウクライナ国防省・ブダノフ情報局長:「ターニングポイントは8月後半になります。年内にはロシア軍との戦闘の大部分が終結する。その結果、ロシアの政治情勢がすべて変わります」

 ロシア軍との戦闘の大部分は年内には集結し、その結果、ロシアの政治情勢はすべて変わるとしました。さらに・・・。

 ウクライナ国防省・ブダノフ情報局長:「プーチン大統領は精神的、肉体的に非常に悪い状態にあると分かります。彼は重い病気です。同様に様々な病気を患っていて、そのひとつが、がんです」

 プーチン大統領が「がんなど様々な病気を患っている」という分析を明らかにしました。しかし、根拠については言及しませんでした。

 プーチン大統領の健康状態については、アメリカ誌「ニューラインズ」もロシア政府に近いオリガルヒの話として「血液のがん」でかなり体調が悪く、ウクライナ侵攻を命じる少し前に背中に手術を受けたと報じています。

 そんななか、ロシアのメディアは、これまで無名だった男性がプーチン大統領の後継者に急浮上したと報じています。

 9日に行われた、対ナチス・ドイツ戦勝記念日の軍事パレード。この時、至近距離で親しげに話す男性の姿が映し出されていました。

 男性はプーチン大統領を気遣っているのでしょうか、手はプーチン大統領の腰に添えられています。

 BAZAによりますと、この男性は大統領府の局長、ドミトリー・コヴァリョフ氏(36)。2人には共通の趣味があり、距離の近さは後継者ということを示唆しているといいます。

 ロシアネットメディア「BAZA」:「コバリョフ氏のSNSにはアイスホッケーの写真がたくさんあります。彼はアイスホッケーという共通の趣味でプーチン大統領と出会った可能性がある」

 これまでプーチン大統領もアイスホッケーに興じる姿が度々、報じられていました。

 また、他のロシアメディアによりますと、コヴァリョフ氏はFSB(ロシア連邦保安局)とも深い関係を持ち、父親はガス会社大手「ガスプロム」の関連会社の最高経営責任者だといいます。

 突如としてプーチン大統領の後継者に名前が上がったコヴァリョフ氏ですが、自身のSNSは9日以降、非公開にされているといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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