【あおり運転】池袋暴走事故で遺族“中傷”の男 大阪市内で“あおり運転”も…
東京・池袋の暴走事故の遺族をSNSで誹謗中傷したとして書類送検された男が、別の容疑でも書類送検されていたことがわかりました。男は去年12月、大阪市内の国道であおり運転をしていたとみられ、被害者がその際の恐怖を語りました。
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去年の12月に大阪市内を走っていた車のドライブレコーダーが、前を走る車の“あおり運転”を捉えていました。前の車は、片側3車線の国道を左右に蛇行したかと思えば、道の真ん中でバックし、進路をふさぐなどしていました。
去年、大阪市内で“あおり運転”をしたとして書類送検された男が、池袋で起きた、あの事故に関連する人物であることがわかりました。
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松永拓也さん(2021年9月)
「(裁判が終わり)やっと争いではなく、2人の愛してくれた私らしく生きていけるなと」
約3年前、東京・池袋で起きた暴走事故。松永さんは最愛の妻・真菜さんと、当時3歳だった娘の莉子ちゃんを亡くしました。
その後、松永さんを苦しめた“誹謗中傷”。今年3月、松永さんのSNS上にはこんな投稿がありました。
「金や反響目当てで闘っているようにしか見えませんでした。そんな父親、天国の松永莉子ちゃんと松永真菜さんが喜ぶとでも??」
この投稿などで松永さんを侮辱したとして、警視庁は先月、愛知県に住む無職の22歳の男を書類送検しました。
取材に対し男は――
書類送検された男(愛知県内、3月)
「もともと炎上商法でツイートを続けていて、“どうせ見てくれないだろう”と思って、軽い気持ちで送っていたので、警察沙汰になるとは思っていなかったので」
“炎上”を狙っていたという男。今回新たに、“あおり運転”をしていた疑いが明らかになったのです。
去年の大みそか、大阪市内で撮影されたドライブレコーダーの映像には、道路脇から紫色の車が飛び出してくる様子が映っていました。ドライブレコーダーを搭載した車の運転手がクラクションを鳴らすと、紫色の車は左右へと蛇行運転を始めました。さらに、道の真ん中に停車しバック。車を抜こうとすると、スピードを上げ追い抜き返す様子も捉えられていました。約3分間にわたり、車をあおり続けました。
あおり運転された被害者
「前をトロトロゆっくり走ってきて、急にブレーキを踏んで、またスピードを上げたら、またブレーキを踏んでみたいな。子供も乗っていたので、普通に怖かったし、恐怖がありました」
この一連のあおり運転をした疑いで、大阪府警は、愛知県に住む無職の男(22)を書類送検していたのです。
さらに男は“あおり運転”の直後、交差点の中央付近に車を止めた上、マネキン人形などを置いて通行を妨害した疑いももたれています。
男は警察の調べに対し、容疑を否認しているということです。
(2022年5月11日放送「news every.」より)
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