「佐渡の金山」ユネスコの世界文化遺産の推薦候補に
文化庁の文化審議会は、ユネスコの世界文化遺産への登録を目指す国内の候補に、新潟県の「佐渡の金山」を選んだと発表しました。
佐渡金山遺跡は、およそ４００年の歴史がある金銀山です。江戸時代から採掘が始まり、鎖国で海外との技術交流が限られる中、伝統的な手法で金の生産が続けられ、１７世紀には世界有数の金の生産地になったとされています。現在もこうした鉱山技術や生産システムの変遷を見ることができる貴重な遺産だとして、地元が登録を目指してきました。
文化審議会が世界文化遺産への登録を目指す国内の候補に選んだことで、今後、正式に推薦するかどうか、政府内で検討が進められることになります。推薦期限は来年２月１日です。（28日14:44）
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