ウクライナで燃料不足が深刻化 市民生活を直撃(2022年5月7日)

ウクライナで燃料不足が深刻化 市民生活を直撃(2022年5月7日)

ウクライナで燃料不足が深刻化 市民生活を直撃(2022年5月7日)

 ロシアによる攻撃の影響で、ウクライナでは燃料不足や食料品の値上がりが深刻化し、市民生活を直撃しています。

 救急救命隊員:「ウクライナ全土で燃料不足が続き、特にキーウでは交通量も急増していて深刻です」

 ウクライナではガソリンや軽油を中心に燃料不足が続いていて、首都キーウ市内のガソリンスタンドでは6日、車1台あたり10リットルの給油に制限されていました。

 ロシア軍の攻撃で石油精製所や貯蔵施設が破壊されたことが原因で、少なくとも数週間は続くとみられています。

 また、野菜や果物などの生産地も戦闘地域となったことで食料品も高騰しています。

 キーウ近郊で作られているマッシュルームは、多くの温室が破壊され、価格が3倍になったといいます。

 本格的な収穫時期を迎える夏以降も戦闘が続けば、さらなる値上がりが予想されます。
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