韓国 検察捜査権大部分廃止の関連法案のひとつが与党の強行採決で国会可決｜TBS NEWS DIG
韓国の国会で、検察の捜査権の大部分を廃止するための関連法案のひとつが、与党の強行採決によって可決されました。
検察改革を掲げる韓国の与党は4月、検察の捜査権をほぼ全て廃止するための関連法案を国会に提出。反対する最大野党は、法案のうち「検察庁法改正案」について検察に汚職事件の捜査権などを当面残し段階的に廃止していく方向で与党と合意したものの、法曹界などの強い反発を受け再び反対に転じました。
しかし、この法案について与党は30日採決を強行し、賛成多数で可決されました。もうひとつの法案も5月3日に可決される見通しです。
法案をめぐっては、一部メディアから「文在寅大統領の退任後の安全を保障する法律だ」との批判も出ています。
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