【福島第一原発事故】最大規模の避難者訴訟 最高裁で弁論
福島第一原発の事故をめぐり、避難した住民らが国に損害賠償などを求め最高裁で争われている4つの裁判のうち、福島県の住民などが起こした全国で最大規模の訴訟について、25日、弁論が開かれました。
福島第一原発の事故をめぐっては、避難した住民らが国と東京電力に対して損害賠償などを求め、全国で裁判を起こしています。
このうち、最高裁では国の責任について4つの訴訟で争われていて、25日はそのうち福島県内やその周辺に避難した住民、およそ3500人が起こした全国で最大規模の訴訟について、当事者が意見を述べる弁論が開かれました。
その中で国が、「事故の発生を防ぐことは不可能だった」などと主張したのに対し、住民側は、今も自宅が帰還困難区域に指定されている深谷敬子さんが意見陳述を行い、「原発事故が奪った私の人生を返してもらいたい」と述べました。
福島・富岡町から避難 深谷敬子さん(77)「11年と一言で言いますけれども、私は11回引っ越しをしました。それはそれは口では言えないほど大変な11年でした」
最高裁は4つの訴訟でそれぞれ争われている国の責任について、夏にも統一的な判断を示す見通しです。
(2022年4月25日放送)
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