契約解除で始まらない『学校給食』…PTAが早期再開求めて東大阪市に要望書を提出(2022年4月19日)
約半数の小学校で学校給食がストップしている大阪府東大阪市。4月19日にPTAが早期再開を求める要望書を提出しました。
4月18日の夜、東大阪市内でPTAの役員らが集会を行いました。議題は、なかなか始まらない「学校給食」についてです。
東大阪市は4月6日、必要なトラックを確保できなかった給食の配送業者との契約を解除しました。その結果、市内の約半数にあたる25校で新年度が始まってから4月19日まで1週間、給食がストップしています。
集会を終えた保護者らは次のように話しました。
(小学4年生の保護者)
「お弁当を持ってこられない子、おかずを持ってこられない子がたくさんいる。本当に子どもたちが不平等だとすごく感じているので、何か提供してあげられる術を考えてほしい」
そして4月19日、PTAの代表が話し合いの結果をふまえた要望書を東大阪市に提出しました。市役所による説明会を早急に開催したうえで、今週中に給食の配送を再開するよう求めました。
(東大阪市教育委員会 岩本秀彦学校教育部長)
「この度は子どもたちと保護者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけして本当に申し訳ございません。1日でも早くということで再開を目指して鋭意進めているところです」
(東大阪市PTA協議会 龍神晃弘会長)
「市役所側には本当に早くなんとかしないと保護者からさまざまな抗議や怒りの意見がまた来るというプレッシャーや圧力になったのではないかと思います」
東大阪市は、「5月中に全ての学校で給食を再開したい」としています。
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