警戒 北朝鮮 核・ICBMの懸念 日米・米韓で連携アピール
北朝鮮は15日、金正恩総書記の祖父、故・金日成主席の生誕110年を祝う記念日です。節目にあたる日にミサイル発射などの挑発があるのか、日米韓3か国が警戒しています。
派手なイルミネーションで飾り付けられた首都・平壌。
北朝鮮は15日、故・金日成主席生誕110年の記念日を迎え節目の日を「盛大に祝う」としています。
こうした中で警戒されるのが…
アメリカ ソン・キム北朝鮮担当特別代表
「ミサイルの発射や核実験をするかもしれない」
「太陽節」に合わせ北朝鮮がミサイル発射や核実験に踏み切ることへの懸念を示していたアメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表。
米韓合同演習が始まる18日には韓国を訪れ、尹錫悦次期政権の幹部らと北朝鮮への対応をめぐり協議することにしています。
また、14日、日本海に展開するアメリカ軍の原子力空母には、米韓の軍幹部が乗艦して連携をアピール。
日本海では海上自衛隊の護衛艦も13日から14日にかけて、アメリカ海軍の巡洋艦などと弾道ミサイルに関する情報を共有する訓練を行っています。
北朝鮮メディアは、15日夜、平壌で公演が行われたり花火が打ち上げられたりすると伝えていますが、軍事パレードについての報道はなく韓国政府関係者も「これまでのところ軍事パレードが行われた兆候はない」としています。
ただ韓国メディアによると平壌郊外にある飛行場で軍隊とみられる隊列が集結しているということで、軍の創設記念日にあたる25日に軍事パレードが行われる可能性があるとみられています。
(15日15:48)
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