ウクライナ訪問のポーランド大統領「戦争でなく、テロ行為」 ドイツ大統領は「訪問拒否」と報道
ポーランドのドゥダ大統領は13日、バルト3国の大統領とともに激しい被害を受けたウクライナの首都・キーウ近郊を視察し、「戦争ではなく、テロ行為だ」とロシアを強く非難しました。
ポーランドとリトアニア、エストニア、ラトビアのバルト3国の大統領は13日、ロシア軍に一時占拠され、多くの民間人の遺体が見つかったウクライナの首都・キーウ近郊のボロディアンカを視察しました。
その後4人は、キーウでゼレンスキー大統領と会談。民間人を標的にした攻撃についてはロシアは「捏造」と否定していますが、ポーランドのドゥダ大統領は会見で、「これは戦争ではなく、テロ行為だ」と非難し、「兵士だけでなく、命令した人物も裁判にかけられるべきだ」と述べました。
一方、ドイツメディアは、今回の訪問に参加の意向だったドイツのシュタインマイヤー大統領について、過去の親ロシア政策を理由にウクライナ側が拒否したと伝えています。
これについてゼレンスキー大統領は「訪問については正式な連絡を受けてはいない」と説明しました。
（14日08:16）
