犬や猫など動物の虐待事件 去年170件摘発 過去最多

犬や猫など動物の虐待事件 去年170件摘発 過去最多

犬や猫など動物の虐待事件 去年170件摘発 過去最多

犬や猫など動物を虐待したとして全国の警察が摘発した事件の数が去年1年間で170件にのぼり、過去最多となったことが警察庁のまとめでわかりました。

警察庁がきょう発表した統計によりますと、動物に対ししつけと称して危害を加えたり劣悪な環境で飼育をしたりするなど、動物の虐待事件として全国で摘発された件数は去年1年間で170件でした。

前の年より68件増えていて、統計を取り始めた2010年以降過去最多となりました。

虐待された動物は犬と猫であわせて155件と9割以上を占めていて、馬やクマ、フェレットなどが虐待されるケースもありました。

また、利益を増やすなどとうたって金をだまし取る「利殖勧誘」についての全国の警察への相談件数は3109件にのぼり、前の年より1303件増え過去最多となりました。

仮想通貨や海外への投資名目での被害相談が増加傾向にあり、投資への関心の高まりやSNSでの勧誘などを背景に若い世代での被害も増えているということです。

このほか、新型コロナの抑制効果があるとうたい無承認の医薬品を販売するなど、新型コロナに関連した事件の摘発も13件あったということです。
(07日10:03)

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