北方領土は「不法占拠」外交青書の原案に19年ぶりに表現 外務省(2022年3月31日)
北方領土について「不法占拠」という表現が19年ぶりに復活です。
外務省は3月31日、自民党に2022年版の外交青書の原案を示しました。
原案では、北方領土について「日本固有の領土であるが、現在、ロシアに不法占拠されている」と明記しています。
ロシアによるウクライナ侵略を受けて、今後の領土交渉の展望が見通せないなか、これまでのロシア側への配慮がにじんだ表現を一転させ、日本の主権を強調させた形です。
「不法占拠」は2003年版以来、「日本固有の領土」は2011年版以来の表現です。
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