あすから「プラスチック新法」施行 企業で進む脱プラ 代替素材に注目も

あすから「プラスチック新法」施行 企業で進む脱プラ 代替素材に注目も

あすから「プラスチック新法」施行 企業で進む脱プラ 代替素材に注目も

あす4月1日から新年度。「プラスチック資源循環促進法」が施行されます。企業では脱プラの動きが進み、私たちの日常も様変わりするかもしれません。

記者
「パスタを買うともらえるのは、フォークではなくお箸です」

ファミリーマートでは、3月から都内10店舗で1か月、プラスチック製フォークの提供を取りやめ、代わりに割り箸などを提供する実証実験を始めました。

ファミリーマート環境推進グループ 原田公雄さん
「企業の使命として、さらなるプラスチックの削減というのは、必要だと考えておりますので」

背景にあるのは・・・

「本案は全会一致を持って可決されました」

4月1日から始まる「プラスチック資源循環促進法」です。

海洋プラスチックごみなどの問題を受けて、当時の小泉進次郎環境大臣が推し進めた法律で、企業に対してプラスチックの使用量の削減を求めるものです。

対象となるのは、フォークやスプーン、歯ブラシ、ハンガーなど12品目の使い捨てプラスチック製品。漂着ごみのうち、フォークやスプーンなどが占める割合は少ないというデータもあり、効果は限定的だという声もありますが、各企業は削減のため対策を進めています。

記者
「いつもはしてあるはずのフタがしてありません」

スターバックスは、4月から順次、店内利用の際に冷たい飲み物のメニューを“フタなしで”提供します。

当たり前だったプラスチックカップやストローも今や紙ストロー、紙カップに。

20代男性
「やっぱり不便になるとは思うんですけど、理解はできるかなと」

20代女性
「環境に良くなるなら、紙でもいいかな」

こうした中、いま注目を集めているのが、代替素材メーカーです。

バイオマスレジンホールディングス 神谷雄仁CEO
「歯ブラシとかヘアブラシ。こういったものにも、もう既に我々のライスレジンが置き換えになっていて」

原料に使うのは、なんとお米。食用に適さない古いお米をプラスチックに混ぜ合わせ、様々なものに使える植物性プラスチックの原料を製造しています。

例えば、このごみ袋。25%がお米でできていて、その分プラスチックの使用量を減らせます。弁当箱やおもちゃなど植物性プラスチックが採用された商品は800種類以上に。この半年で問い合わせが急増しているといいます。

バイオマスレジンホールディングス 神谷雄仁 CEO
「急速に置き換えは広がっていくんじゃないかなと思っていますし、我々もできる限り普及していけるようにしていきたいなと思っています」

企業の努力はもちろん、私たちが意識を変えていくことも求められています。
(31日17:27)

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