「バイクが遅く…追い抜けず腹が立った」あおり運転で殺人容疑の男 殺意は否認（2022年3月31日）
大阪府堺市で男があおり運転の末にバイクに乗る男性に衝突して殺害したとされる事件で、車のドライブレコーダーから走行状態を記録するＳＤカードが見つかっていないことがわかりました。
自称介護士の川島陸容疑者（２７）は３月２８日、堺市南区でバイクに乗っていた会社員の北島明日翔さん（２８）に、約３分間４ｋｍにわたってあおり運転を繰り返した末に、急ハンドルを切って前に割り込み衝突して、北島さんを殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと、川島容疑者の車に取り付けられていたドライブレコーダーからは走行状態などを記録するＳＤカードが見つかっておらず、警察は川島容疑者が事件を起こした後にＳＤカードを抜き取った可能性もあるとみて調べています。
警察の取り調べに対して川島容疑者は殺意を否認していますが、「前方を走るバイクの速度が遅くイライラしていて、追い抜けずに腹が立った」などと話しているということです。
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