蛇の呼吸 一撃ノ型「ハブネーク」デッキ
ハブネークデッキレシピ
ポケモン (19) | |
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ハブネーク S5a 048/070 |
4枚 |
ヘルガー SGG 005/019 |
4枚 |
デルビル SGG 004/019 |
4枚 |
カビゴン S4 084/100 |
2枚 |
イシヘンジン S5I 035/070 |
1枚 |
フィオネ SM11a 022/064 |
1枚 |
ミュウ SM12a 055/173 |
1枚 |
オドリドリGX SM12 035/095 |
1枚 |
デデンネGX SF 005/033 |
1枚 |
グッズ (22) | |
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クイックボール | 4枚 |
ポケモン通信 | 2枚 |
レベルボール | 2枚 |
活力の壺 | 4枚 |
おむかえちょうちん | 3枚 |
回収ネット | 4枚 |
しんかのおこう | 1枚 |
ポケモンいれかえ | 1枚 |
ツールスクラッパー | 1枚 |
サポート (6) | |
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シバ | 4枚 |
カリンの信念 | 1枚 |
アスナ | 1枚 |
スタジアム (4) | |
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あくの塔 | 4枚 |
エネルギー (9) | |
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いちげきエネルギー | 4枚 |
キャプチャーエネルギー | 4枚 |
基本悪エネルギー | 1枚 |
ハブネークデッキとは
ポケモンについて
キーカード | ||
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《ハブネーク》のワザ「かいりきテール」とヘルガーの特性「いちげきのほうこう」で一気に攻撃の準備を整えて攻撃していくデッキです。
このデッキはドローサポートが《シバ》の4枚しかないため、《キャプチャーエネルギー》や《カビゴン》の特性「くいだめ」でそれらを補っていきます。
基本的には《ハブネーク》には《キャプチャーエネルギー》がついているため「かいりきテール」で220ダメージが出せます。
こちらのポケモンは倒されてもサイドが1枚しかとられないのに対し、悪弱点のVMAXを倒せばサイドを3枚とることができとても有利な試合運びができます。
トレーナーズについて
キーカード | ||
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基本的には《おむかえちょうちん》《シバ》がめちゃくちゃ強いデッキという認識をもってもらえば間違いないです。
常に手札が求められるデッキですが、《シバ》と《オドリドリGX》を使い《活力の壺》を引き込み、トラッシュの《いちげきエネルギー》を戻し続けることで戦い続けることができるデッキです。
特に《おむかえちょうちん》に対応している《アスナ》が【ミュウVMAX】の《ウィークガードエネルギー》《混沌のうねり》などを一気にトラッシュすることができ、かなり活躍しやすくなったマイナー~中堅デッキといったデッキです。
特に強力な動きは《あくの塔》でサポートをトラッシュすることでかなりの手札アドバンテージを稼ぐことができます。なぜなら、いちげきサポートはすべて《おむかえちょうちん》で手札に加えることができるからです。
なので《カリンの信念》や《アスナ》など、要所でしか使わないカードは手札によほど《シバ》がない限りトラッシュします。
VS環境デッキについて
さきほど「こちらのポケモンは倒されてもサイドが1枚しかとられないのに対し、悪弱点のVMAXを倒せばサイドを3枚とることができとても有利な試合運びができます。」と述べましたが、悪弱点VMAXデッキが有利だと考えております。
現環境では《こくばバドレックスVMAX》《ミュウVMAX》がそれらに当たります。
《ミュウVMAX》デッキは《ウィークガードエネルギー》を採用していますが、こちらの《アスナ》でトラッシュすることができます。
《アスナ》の存在もあり、順当に弱点をつくことができるので【ハブネーク】側が有利と考えています。
ただし、どちらかというと環境の変化により不利マッチが多いデッキでもあります。特に【三神】関連はほぼ勝つことをあきらめているレベルで難しいです。
その点については後述します。
なぜチャンピオンズリーグでハブネークデッキを選んだのか
デッキ選択の理由
- 最初は半信半疑ではあったが、カードショップで仲間が対戦で使っているのを見て確実に強そうだと感じた上に、レシピも教えていただけた
これがもちろん大きいですが、決定打となった理由は競技シーンに真剣に取り組んでる方からは間違いなく怒られそう、もしくは反感買いそうではありますがw
- 自分が巳年である
- 鬼滅の刃では蛇の呼吸の使い手の「伊黒 小芭内」が最も好きなキャラである
この2点が気に入り、験を担ぐという意味でデッキを選びました。
そもそも、チャンピオンズリーグはさまざまなポケカ歴の人が集まりますし、デッキ選択も多種多様です。
ある程度の傾向は予想できるとはいえ、当日はどうしてもマッチ運に左右されます。
実際、環境読みを完璧にしたプレイヤーが環境外のデッキを3回踏んでしまいドロップしてしまうシーンも何回も見てきました。
この状況を考慮すると、できる選択肢は
- 単純にデッキパワーが強いデッキをぶつける(ミュウVMAX・三神など)
- 安定性が高いデッキで相手のミスや事故を拾う(はくばスイクン)
- 初見殺しの要素が強いデッキを使う(クワガノン)
この中では自分は3の初見殺し要素の強いハブネークを今回は選択しました。
とはいえ、3には別の問題があります。
なぜチャンピオンズリーグ前に使用デッキを公開するのか
普通の競技プレイヤーならやりませんし、私もふつうはこんなことはしません。しかし今回は【ハブネーク】を使うからこそ、あえて情報を発信することにしました。
これはなぜかというと相手のテキスト確認による時間切れは敗北よりも恐ろしいからです。オポネント的にも相当不利となってしまいます。それなら負けるほうがよほどまだチャンスはめぐってきます。
【ハブネーク】は話題になる以前は知る人ぞ知る穴場的な立ち位置のデッキで、どちらかというとマイナー寄りのデッキです。実際、私もほとんど知りませんでした。
しかも基本的に倒されるとサイドが1枚しかとられない非ルールデッキ。どうしても時間がかなりかかってしまいます。
キーカード | ||
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そんな中、《おむかえちょうちん》《カリンの信念》《ハブネーク》のテキストをじっくり確認してもらうことは構わないことですが、《アスナ》や《シバ》まで時間をかけて確認してもらうと、こちらのプレイ速度が遅いと時間切れになりかねません。
その前に少しでもデッキを認知してもらったほうがこちらにとってははるかに有益だと考えこの記事を大会直前に公開することにしました。
ハブネークデッキの回収ネットの使い方
キーカード | ||
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このデッキの《回収ネット》は超重要です。
- 《カビゴン》の回収
- 《ヘルガー》を回収し別の《デルビル》を《ヘルガー》に進化させ「いちげきのほうこう」を少ないカード枚数で使える
- ポケモンをいれかえ、《ハブネーク》をバトル場に出す手段(状況によってはそれよりもっと強力)
《カビゴン》に《ふうせん》を持たせても逃げエネが0にならないので、《回収ネット》は試行錯誤するうちにどんどん増えていき、最終的には4枚となりました。
《インテレオン》の特性「クイックシューター」のダメカンの蓄積もリセットできます。
回収ネット多いと《カビゴン》を無理なく場に出せるのも良いですね。
使い方 サイド確認編
ハブネークのサイド確認事項
- いちげきエネルギーはサイドに何枚あるか
- くいだめカビゴンはすべてサイド落ちしていないか
- デデンネGXは落ちていないか
- デルビルは何枚サイドにあるか
- フィオネはサイド落ちしていないか
- オドリドリGXはサイド落ちしていないか(キャプチャーエネからオドリドリGXを出そうとして実際にデッキになくサイドにあるプレミは結構ある)
- 回収ネットは何枚サイド落ちしているか
- ヘルガーは何枚サイド落ちしているか
- カリンの信念はサイド落ちしていないか
- アスナはサイド落ちしていないか(ミュウ限定)
自分のプレイヤースキルがないためよくて5までしか確認できませんが、できれば試合の最中に8もしくはそれ以上の項目を確認できることが理想です。
ハブネークの相性
有利
ミュウVMAX
こちらが事故でもしない限りほとんど勝てます
クワガノン
相手は2進化でこちらはたねポケモンなのでこちらも速度で勝てます。
こくばマホイップ
相手の小型ポケモンを処理することが苦手なため有利配置
雷系統(パルスワンVMAX)・ムゲンダイナ
イシヘンジンでVMAXをとれるため有利
五部
こくばザシアン
タフネスマントザシアンはきついがこくばバドレックスには弱点をつきやすいので五部。
微不利
はくばスイクン
後述デッキのようにタフネスマントが厳しい。
あまり現実的ではないが《いちげきエネルギー》を《ハブネーク》に4枚つけることで260ダメージを出すことができるため突破手段はなくもない。
不利
タフネスマントザシアン
HP270になるのは《ツールスクラッパー》を使わない限りどう頑張っても突破できない。
対策カードを採用しているもののそのカードを引けるかどうかの問題もありかなり不利。
《ツールスクラッパー》がサイド落ちして1枚もサイドとれず負けということも何回か。
三神系統
ほぼ詰みのマッチアップ。
よほど早いスピードで三神にアルティメットレイを使わせないようにしないと勝てないがそんなことはこのデッキでは相当難しい。
他採用カード解説
カビゴン
ドローサポートが極端に少ないこのデッキでは超重要な役割をもっています。
最初は1枚採用でしたが、あまりにも重要だったため2枚採用にしています。
デデンネGX
デデンネスタート多すぎるとその試合はほぼ負ける、リスクの高いカードです。
しかしどうしてもこのカードを使わないとそもそも勝負にならないケースが多かったので採用しました。
最後の詰め手段として「デデチェンジ」で必要カードを揃えにいくために強気に攻めることもできます。
ただし《頂への雪道》が流行している環境なので、そこまでアテにはしていません。本命は「くいだめカビゴン」です。
ミュウ
ミュウはいくらウーラオスに対策されてたりトイキャッチャーされると言っても、確実に1ターンはとれるしサイコパワーは《キャプチャーエネルギー》でワザを使うことができます。
採用を見送ったカード
博士の研究
このデッキは《マリィ》《博士の研究》《ボスの指令》のような一般的な汎用サポートカードは0枚です。
そもそも《博士の研究》が事故要素でした。なぜなら《あくの塔》《おむかえちょうちん》
ふつうのつりざお
便利なカードですが、序盤に役に立たないことや戻せるカードが少ないこと、なによりこのカードを使うとプレイに「ポケモンはつりざおで戻せるからトラッシュしていい」という甘えが生じてしまう気がしたので採用していません。
正直このカードは一番の悩みで、当日に採用している可能性はかなりあります。