【中継】地下鉄シェルターで避難生活1か月 足りないものは暖房などの温かい物

【中継】地下鉄シェルターで避難生活1か月 足りないものは暖房などの温かい物

【中継】地下鉄シェルターで避難生活1か月 足りないものは暖房などの温かい物

ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、両国の代表団による停戦協議が28日にもトルコのイスタンブールで、対面式で行われる見通しとなりました。

外出禁止令が解除されたウクライナの首都キーウの現在の様子を、さまざまな戦地で取材をしてきたジャーナリストの佐藤和孝さんに伝えてもらいます。

※特定を避けるためホテルの位置は言及しない。

※外で警報鳴ったら退避&中断■■■■【25AB】■■■■

■■<<スタジオ>>

(藤井C)ウクライナの首都・キーウには、アフガニスタンやイラク戦争など様々な戦地で取材をしてきたジャーナリストの佐藤和孝さんがいます。

■■<<中継>>

ロシア軍はウクライナの首都キーウ中心部に近づこうとする中、ウクライナ軍の反撃で後退するケースも出てきています。キーウの現在の様子を、さまざまな戦地で取材をしてきたジャーナリストの佐藤和孝さんに伝えてもらいます。

S:LIVE+現地時間ウクライナ・キーウ佐藤和孝ジャパンプレス▼右下地図:現在地

(藤井C)Qキーウではきのう、外出禁止例が解除されましたが、一日が経ち、街の様子はどうでしょうか?(佐藤さん)・基本的にはあまりかわらない・夜は空襲警報が鳴っていた。

・イルピンからロシア軍を少し押し戻したりというところもあって市内は若干平穏・街の人達に安心感が漂う(藤井C)Q侵攻直後からシェルター代わりとなっている地下鉄の駅を取材したということですがどういった様子でしたか?▼中継インサ:駅の防空壕

(佐藤さん)・警察と軍の厳重なチェック・すごく深くてソ連時代に西の攻撃に備えて深く掘った。

・今はロシアの攻撃に備えている・中はマットレスやテントが並んでいる。

・キーウや周辺の人が住んでいる(藤井C)Q避難されている人達からは、必要なものなど、どのような声が聞こえますか?▼中継インサ:避難者の生活

(佐藤さん)・地下はとても冷え込む・足りないものは暖房などの温かい物。

・あたたかいものが用意できないから・安全な日中の時間に自宅に戻る・シャワーを浴びたりする・夜になると戻ってくる・子供たちはダンスの練習をしたり・オンライン授業を受けたりする。

・空襲警報など鳴り響くと子供達がおびえるから地下にいるという人もいる。

(藤井C)※質問の必要があればQ日中は自宅に戻る人もいるということですが、侵攻から1か月たっての変化ということでしょうか?(佐藤さん)・危険か危険じゃないかというのは肌感覚でわかるようになってきている。

・警報や爆撃音に慣れてしまっているひともいる・避難所は避難する場所であって生活する場所ではない。

(藤井C)Qキーウ市民の中でもロシアの侵攻をめぐり、家族でも意見が分かれることがあるのですか?▼中継インサ:避難者インタ

(佐藤さん)・18歳の大学生に話を聞いた・その大学生は18歳の誕生日を地下のシェルターで迎えた・侵略するロシアは頭がおかしいと言っていた・また、その家族は、父親がロシアにいるというが、父はいまだにプーチンの言葉を信じてウクライナの侵攻は戦争ではないと思っている。

・切ない顔をしていた。

〆ここまでウクライナのキーウから佐藤和孝さんに伝えてもらいました。

気をつけて取材を続けてください。

■■■【中継ここまで】■■■
(2022年3月28日放送「news every.」より)

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