【栃木・足利市】山林内での火の取り扱い禁止条例可決 たばこ“原因”の山火事受け
栃木県足利市で去年、たばこが原因とみられる大規模な山火事が起きたのを受け、山林内での火の取り扱いを禁止する条例が可決されました。
去年2月、足利市の両崖山で発生した山火事では、山林およそ167ヘクタールが焼失し、23日間かかって火は消し止められました。
その後の市や消防の調査で、たばこが原因と推定されたことから足利市議会は24日、山林での火の取り扱いを禁止した「足利市の美しい山林を火災から守る条例」を可決しました。
加熱式や電子たばこを含む喫煙が禁止され、ライターやコンロなど炎が出る機器の使用も禁止となりますが、罰則はないということです。
登山者「(たばこは)吸うけど持っていかない。常識です」
登山者 「(条例は)最高だね。(山火事は)二度と起こしたくないし」
登山者「熱湯持って行けば夕方まで持つので、カップラーメンも食べられる。それでいいですよね」
条例は来月1日から施行される予定で、市はハイカーなどに周知していくとしています。
(2022年3月24日放送)
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