【中３刺殺事件】男子生徒を少年院送致決定 名古屋家庭裁判所
愛知県弥富市の中学校で中学3年の男子生徒が殺害された事件で、名古屋家庭裁判所は23日、同学年の男子生徒を少年院に送致することを決定しました。
この事件は去年11月、弥富市の中学校で、中学3年の男子生徒が腹を包丁で刺されて殺害され、同学年の男子生徒が逮捕されたもので、男子生徒はその後、殺人などの非行内容で家庭裁判所に送致されていました。
名古屋家庭裁判所は23日、少年審判を開き、事件の動機について「生徒は修学旅行にスマートフォンを持ち込んだことを周囲に告げ口をされたのではないかと思い、強い疎外感を感じていた」などとした上で、「被害者が楽しそうな様子でいるのを見て怒りが湧いた」などと指摘しました。
一方で、「事件当時14歳という年齢などから少年院での矯正教育が相当」などとして、男子生徒を少年院に送致することを決定しました。収容期間については、「5年程度の相当長期間を要する」としています。（2022年3月24日放送）
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