ウクライナに“日本人義勇兵”か 20代男性取材に「難民ら助けたい」
世界各国から多くの「義勇兵」がウクライナに集まり、ロシアと戦っています。JNNは日本から「義勇兵」としてウクライナに入ったという男性を取材しました。
おとといトルコの放送局が報じたニュース。ウクライナ西部のリビウでインタビューに応じているのは「日本人の義勇兵」だと紹介されています。
「困っている人を助けたい。ウクライナの避難民を救いたいという思い」
2年間の軍務を経験したとも話す「日本人義勇兵」とされるこの男性。JNNの記者がツイッターなどを元に連絡をとったところ、男性は20代だといいます。
送られてきた写真では、男性は装備品やヘルメットを身にまとい胸にはウクライナ軍の認識票が確認できます。ウクライナ入りした理由や今の状況をこのように記していました。
義勇兵とみられる男性
「現在、我々はウクライナで義勇軍に参加しています。そして現在、日本人は3人いますが、3人とも軍務経験がありそれぞれ専門を持っています。今のところ現地では医療訓練を主にした戦闘訓練を行っております。我々がなぜここに来たのか、理由としては難民などの報道を見て、彼らを助けたい一心で来ました」
男性は単身でウクライナに入ったのではなく、他の2人の日本人とあわせて3人で活動していると主張しています。
義勇兵とみられる男性
「現在の位置や状況といったところについては、詳しくは述べませんがウクライナ側としては非常に苦しい。さらには、民間人の犠牲、難民が多く出ていることに関しては公然の事実」
松野官房長官はきょう・・・
松野博一官房長官
「報道は承知をしております。個々の報道のひとつひとつについてお答えすることは差し控えたい。日本政府はウクライナ全土に退避勧告を出しており、同国に滞在する邦人はただちに退避をしていただきたい」
そんな中・・・
男性からは子どもをあやす動画も送られてきました。そしてメッセージはこのように締めくくられていました。
「現地に平和と安全が戻り、子供たちが日常を取り戻すために、我々は覚悟を持って全力で最後まで戦って参ります」
（18日17:08）
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