【怒りと悲しみ】松の木が切り株だけに…何者かが伐採 静岡市
静岡市の「三保松原」の公園の一角に植えられていた松の木が何者かによって切られたということです。「奇跡の一本松」がある東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市のNPO法人から2018年に寄贈されたものでした。
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富士山を望む景勝地として知られる静岡市の「三保松原」。その公園の一角に植えられていたある特別な木が何者かによって切られてしまったというのです。
木が切られているのがわかったのは今月13日の午前9時半ごろです。
実はこの木、「奇跡の一本松」がある東日本大震災の被災地・岩手県陸前高田市のNPO法人から2018年に寄贈されたものでした。
約2メートルまで育ったといいますが切り株を残すだけになっていました。
静岡市三保松原文化創造センター 能口富所長
「怒りと悲しみといいますか、非常に複雑な心境になった」
市民からも悲しむ声が届いたといいます。
能口所長
「きょうも東北出身の静岡市民の方からお電話をいただきまして、『自分の腕が切られたような』、そんな心境だと。東北地方の方が震災から復活した、そういった気持ちを私たちももって、なんとかこの松を復活させていきたい」
静岡市は松の木の復活が可能かどうか、専門機関で調査するということです。
警察は、器物損壊事件として捜査を進めています。
（2022年3月17日放送「news every.」より）
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