【解説】急拡大する手足口病 乳幼児中心に感染増加で夏場に警戒 大人は重症化恐れ…感染対策の徹底を

【解説】急拡大する手足口病 乳幼児中心に感染増加で夏場に警戒 大人は重症化恐れ…感染対策の徹底を

(中谷しのぶキャスター)
 大阪だけではなく、近畿各地でも感染が急拡大しています。6月に入ってから、感染が右肩上がりになっており、奈良県では警報レベルの5人を超えて警報が出されている状況です。京都府、兵庫県、大阪府、滋賀県なども同様に右肩上がりで警報レベルに近づいています。毎年、夏頃に流行し、7月にピークを迎えることが多いそうです。これから注意が必要なシーズンとなりますが、どのような症状が出るのでしょうか。

■子どもだけでなく大人も注意が必要

 症状として発疹が出たり、発熱する場合があります。このウイルスは高温多湿を好むため、夏頃に流行しやすく、特に5歳以下の乳幼児が感染するケースが多く見られます。2026年には、大阪で1歳未満の子どもの感染が多くなっています。これは、過去に感染した期間が短く、免疫力を持っていないために感染しやすい状況にあると考えられます。

 専門家のくすのき診療所・田中研三院長によると、手足口病は複数のウイルスが原因で発症するため、ワンシーズンに2回かかる場合もあるそうです。大人の感染は少ないものの、感染した場合は髄膜炎や脳炎など、重症化する可能性があるため注意が呼びかけられています。

■手洗いなど感染対策の徹底を

 感染を防ぐ方法ですが、基本的には唾液、くしゃみ、咳などを介してうつるということですので、石鹸での手洗いやうがい、マスクの着用といった基本的な予防対策を行いましょう。また、共有を避けるため、個別のタオルを使用し、飛まつ感染を防ぐために食事の時間をずらしましょうといったことが呼びかけられています。
 
 症状が治まっても油断することは禁物で、便の中にウイルスが2週間から4週間ほど潜在している可能性あるということですので、オムツ交換時やトイレの後には手洗いを徹底しましょうとのことです。

(横須賀ゆきの解説員)
 夏の三大感染症の一つが手足口病で、他にヘルパンギーナ、プール熱があります。親にとっては、子供が痛がっているのを見るのはつらく心配ですけれども、先ほど紹介があったように子供から大人にうつって髄膜炎など重症化してしまうと大変ですから、十分にご注意いただきたいです。

(中谷しのぶキャスター)
 基本的な対策をしっかり行うことが大切です。

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