【万博開幕から1年】会場は閑散 大屋根リングの解体作業進む パビリオンの約3割はまだ作業終了せず
大阪・関西万博の開幕から13日で1年です。閉幕後、順次、パビリオンなどの解体作業が進められています。いま、会場内はどのような状況なのでしょうか。
(取材・報告=中島舞子記者)
私は今、大阪メトロの夢洲(ゆめしま)駅から一番近い入口である東ゲートを入ってすぐの場所に来ています。会期中は、来場者を歓迎するかのように、あちらにミャクミャク像があったのですが、現在は移設され、閑散としています。
会場は、2028年2月までに更地にして返還しなければならず、閉幕の翌日から作業が進められています。そのうちパビリオンについては、開幕から1年となるきょうが返還の期限でした。
多くのパビリオンが解体され、更地となっているところが多いのですが、まだ3割で作業が終わっていないということです。さらに、チェコについては、まだ解体に着手すらしていない状況で、万博協会(日本国際博覧会)は最終的な敷地返還までにはまだ時間があるため、「問題視はしていない」としていますが、開幕の際も、会期を半分過ぎてようやくオープンしたパビリオンもあっただけに、不安はぬぐえない状況です。
また、万博の象徴である、あちらの大屋根リング(全長2キロ)も、現在、解体作業が進められています。北東部分の200メートルだけが残り、この周辺を記念公園とすることが決まっています。
これまでに3割ほどが取り壊され、来年の6月までには終える計画となっていて、解体された木材は能登半島地震の復興公営住宅など全国60以上の自治体や企業に譲渡され、受け継がれることになっています。
ここ夢洲では、カジノを含む統合型リゾート・IRの開発も進められていて、万博を一過性のイベントで終わらせない取り組みが進んでいます。
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