“高市旋風”で自民党の歴史的圧勝 衆議院単独で3分の2議席獲得 中道 野田・斉藤共同代表は辞任へ

“高市旋風”で自民党の歴史的圧勝 衆議院単独で3分の2議席獲得 中道 野田・斉藤共同代表は辞任へ

“高市旋風”で自民党の歴史的圧勝 衆議院単独で3分の2議席獲得 中道 野田・斉藤共同代表は辞任へ

 自民党の歴史的な大勝で幕を閉じた異例づくめの衆議院選挙。大きな推進力を得た高市首相の今後の政権運営は?

 大雪に見舞われた8日。

 有権者
 「災害級の雪が降るのは数日前からわかっていましたが、不安でした。期日前に行った人がものすごい並んだと聞いてたので、そういうことを考えていると当日になりました」

 有権者
 「ホンマに大変な日」

 投票率は前回を上回る56.26パーセント。真冬の超短期決戦で、有権者が選んだ未来は―。

 “高市旋風”を追い風にした、自民党の“歴史的圧勝”。戦後初めて、衆議院全体465議席の3分の2を超える単独316議席を獲得。これにより法案が衆議院で可決後、参議院で否決されても、 自民党単独で衆議院での再可決が可能となりました。

 一方で、党内からは「勝ちすぎ」との声も。

 自民党四役経験者
 「今後、高市首相を否定できない雰囲気はある」

 政府関係者
 「もう高市首相の言う通りにするしかない」

 自民・高市早苗 首相
 「私は柔軟性が取り柄です。ですから野党から良いご提案があったらしっかり受け止め、政策を実行するための財源も含めてしっかり考えたいと思っています」

 一方の野党第1党・中道改革連合。

 中道・野田佳彦 共同代表
 「まさに代表である私の責任が極めて大きいと思います。万死に値する大きな責任だと思っています」

 中道・斉藤鉄夫 共同代表
 「それぞれの党を離党して中道の旗のもとに集まるという大決断をさせていただきました。 その責任はきちっと取らなければならない」

 公示前の167議席から120議席近く減らし、49議席に。

 共同幹事長を務めた安住淳氏や立憲民主党を立ち上げた枝野幸男氏、高市総理から台湾有事をめぐる国会答弁を引き出した岡田克也氏、衆議院当選19回の小沢一郎氏ら党の重鎮も落選しました。

 中道・馬淵澄夫 候補
 「このような結果となった。まさに完敗です」

 そして与党として初めて国政選挙に挑んだ日本維新の会。連立パートナーである自民とも対決するという異例の選挙戦となりましたが、公示前を上回る36議席を獲得。

 一方で、“独占状態”だった牙城・大阪では、高市首相から「お守り」が贈られたという自民党の谷川とむ氏に1議席を奪われました。

 日本維新の会・吉村洋文 代表
 「高市さんのパワーというか、メガトン級の風がぐっと吹いてきて、非常に吹き飛ばされてもおかしくない、そんな中の厳しい戦いをしてきました」

 高市旋風という“冬の嵐”が吹き荒れ、大きく塗り替えられた政界の構図。公示前から1議席を伸ばした国民民主党の玉木代表は―。

 国民・玉木雄一郎 代表
 「高市旋風の中で全国の候補者が頑張って持ちこたえているなという印象。いずれにしても対決より解決、政策本位でしっかりと向き合ってまいりたい」

 また、参政党は公示前の2議席から大きく伸ばし、比例代表で15議席を獲得。チームみらいは11議席を獲得し、主な躍進政党となりました。

 政権基盤をさらに安定させるため、連立の拡大にも意欲を示している高市首相。1強体制に経済も大きな反応を見せています。

 衆院選から一夜明けた東京株式市場。

 報告・片山桂子 記者
 「日経平均株価の上げ幅が3000円を超えました」

 自民党の圧勝を受け、日経平均株価が大幅に上昇。一時、初の5万7000円台となり、株価ボードは値上がりを示す赤一色に。強い政治基盤を手にした高市政権が「財政拡張路線」を継続するとの期待感が広がり、買い注文が集中しました。

 60代自営業
 「単独で過半数ね、自民党がとって、これだけ効果出すのかと、びっくりです」

 「私か私以外か」を選ぶよう有権者に求め、人気の高さが投票結果に表れた衆院選。

 大阪の全選挙区は日本維新の会が議席を獲得していましたが、19区の谷川とむさんが自民党として9年ぶりに議席を獲得。高市旋風に乗り、雪辱を果たしました。

 自民 大阪19区 谷川とむ氏
 「良かったなとやっと勝てたなと。 しっかりと総理は国の事、国民に向かって様々なものを取り組んでいってくれると思っていますから。 我々もしっかり(高市首相を)支えながら進めていく」

 大敗した2024年の衆院選から一転。議席を大きく押し上げた「高市自民党」。

 ただ、国民が期待する政策が進まなければ、支持が低下するリスクを抱えたとの指摘も。

 自民党幹部
 「成果が出ないと反動で期待が失望に変わるが、勝ったからと好き放題やれば、調子に乗っていると思われる」

 自民の独り勝ちを許し、有権者の選択肢になれなかった中道改革連合。野田共同代表と斉藤共同代表は『今回の歴史的な大敗の責任を取る』として辞任する意向を表明しました。2月18日に召集される特別国会前に新体制を準備する意向です。

 中道・野田佳彦共同 代表
 「新しい体制を早く作って、国会論戦でどれだけ成果出せるかということが今回落選された多くの皆さんにとっても、もう一回頑張ろうという気持ちになれるきっかけになるかもしれませんので、早く体制整備を急いでいきたい」

 惨敗の結果に元立憲民主党の議員からは“恨み節”も。

 元立憲・中堅議員
 「公明党と一緒になったことで自分の元々の支援者が離れていった」

 高市人気にあおられ逆風の戦いとなった奈良1区の馬淵澄夫さん。 これまで8回の当選を重ねてきた重鎮も自民候補に敗れ、比例復活もかないませんでした。

 中道・奈良1区 馬淵澄夫氏
 「(高市旋風で)誰と戦っているのか分からなかったですからね、さっぱり分からん選挙になってしまいました」

 日付が変わった頃に当確が報じられ、自民候補にぎりぎり競り勝った中道の泉健太氏。9日午前3時すぎ、自身のSNSに党執行部への“批判”ともとれるコメントを投稿しました。

 泉健太氏のXより
「寝られない。『執行部』とは、仲間を伸ばし、国家国民に貢献するために存在するものだろ」

 自民党の歴史的圧勝で過半数を優に超える議席を確保した連立与党。9日の党首会談で高市首相と日本維新の会の吉村代表はどんな政権運営を話し合うのでしょうか。

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