【衆院選・大阪1区】“都構想”が急浮上で混とん…わかれる各党の主張 “出直しダブル選”が影響
衆院選は8日に投開票されます。「都構想」の思惑が複雑に絡み、混沌とする大阪の選挙区について詳しく見ていきます。
大阪府・大阪市の“出直しダブル選”の影響が直撃した選挙区があります。大阪市の大正区、住之江区、住吉区、西成区からなる大阪3区です。
今回、連立を組む自民党、日本維新の会の与党対決に加え、結成間もない中道改革連合、共産党、参政党が議席を争う構図ですが、“出直しダブル選”で、維新が3度目の挑戦を掲げた「都構想」が絡み、混沌としています。
維新から出馬したのは、東徹さんです。
前 維新・東徹 候補(59)
「非常に厳しいこともよく言われます。『なんで今なんだと』『なんで知事、市長は選挙するんだ』と」
この日、支援者に対し、“出直しダブル選”への説明に追われていました。自民党との連立合意に盛り込まれた「副首都」の実現には「都構想」を検討することが必要で、ダブル選は適切だとしています。
前 維新・東徹 候補(59)
「いまできるときにやっていかないと、物事は動いていかないと思ってます。 副首都・大阪を実現する、最後で最大のチャンスなのかなと思う」
支援者からは…。
支援者
「本当に何が変わるかというのを、もっと伝えていかないと、若い子に僕らも説明できない」
「都構想」の是非を問うているのではなく、あくまで住民投票に向けて設計図を作りたいのだと主張しています。
前 維新・東徹 候補(59)
「いま住民投票をやると決めるんじゃないですよと。都構想の設計図を書かせてもらいたいということを繰り返し言っていかないと」
◇
「都構想」を真っ向から批判しているのは、維新と連立を組む自民から出馬した柳本顕さんです。
元 自民・柳本顕 候補(52)
「自民・維新の連立合意の中には、『都構想』という言葉はありません」
過去2回の住民投票では、都構想への反対運動を牽引していて、今回の衆院選に合わせて民意を問うことは「論外だ」としています。
元 自民・柳本顕 候補(52)
「『副首都構想』というものと『大阪都構想』は別物です。全く関係が根本的には関係ありません。『柳本顕の出番やな』と自分自身で感じるところはあります」
首都のバックアップ機能を担う「副首都」には賛成の立場で、「都構想」と切り分けて議論を進めるべきとしています。
元 自民・柳本顕 候補(52)
「自民党とこれから協議していく上で、私自身は、特別区の設置は必要ないと思っていますので、そういう意見が大阪にあるということを、大阪における自民党の立場として言っていける形をとっていきたい」
一方、与党以外の候補者も、争点のひとつに浮上した都構想について、それぞれの考えを主張しています。
◇
中道からは宇都宮優子さんが出馬しました。大阪都構想については、反対の立場をとっています。
新 中道・宇都宮優子 候補(49)
「意味がわからない選挙ですよね。“勝つまでじゃんけん”じゃないですか。否決されているのに、自分たちが一括して権限を持ちたいとしか、私にはうつらない」
今回の選挙戦では、「生活者ファースト」を掲げていくとしてしています。
新 中道・宇都宮優子 候補(49)
「日本の平和を守りたい、この国の平和と未来を守りたい。教育無償化の拡充をやっていきたい」
◇
共産党からは、渡部結さんが出馬していますが、都構想が争点化していることについては…。
新 共産・渡部結 候補(44)
「(内容以前に)都構想の信を問う新たなスケジュールを進めたいと。“大阪ダブル選挙”そのものに大義がない。市民の皆さんの関心は、暮らしがめちゃくちゃ大変やということですから、この物価高をどうするかが一番の関心ごとや願いだと思います」
◇
参政党から出馬した山室貴史さんは…。
新 参政・山室貴史 候補(34)
「普段は身を切る改革といって、集まったお金で党利党略のためにお金をつかって、“ダブル選挙”をする、これって許していいんですかね」
今回の選挙戦では、国民のことを考えた政策を訴えたいとしています。
新 参政・山室貴史 候補(34)
「まず経済、日本経済を上向かせる。そのために「積極財政」「減税」を強く訴えていく」
国政選挙に『大阪都構想』も複雑に絡んだ大阪選挙区。有権者はどんな未来を選択するのでしょうか。
◇◇◇◇◇
(中谷しのぶキャスター)
大阪は、衆院選と大阪府知事選、そして市長選もあり、“ダブル選”、“トリプル選”とも言われていますので、「大阪都構想」も必然的に争点の一つとなってきています。
そもそもの発端で言いますと、去年10月に自民と維新の連立合意が行われて、連立合意書の中に「副首都の責務及び機能を整理した上で、来年度の国会で法案を成立させる」としたので、3度目の「都構想」が急浮上したということです。
では、各候補がどのように主張しているのか、整理してお伝えします。
維新の候補は、「副首都・大阪を実現する最後で最大のチャンス」だと。
自民の候補は、「副首都構想と大阪都構想は別物。副首都構想については進めてもいい。ただし大阪都構想は反対」という立場です。
中道の候補は、「意味がわからない選挙」
共産の候補は、「ダブル選そのものに大義がない」
参政の候補は、「ダブルを許していいのか」という声が聞かれます。
改めて、「大阪都構想とは?」なんですけれども、大阪市を廃止して複数の特別構設するというものです。過去には住民投票で2回否決されています。
設計図作りをさせてほしいという、今回の“ダブル選”に打って出た大義なんですけれども、これまで設計図作りには2~3年かかっていたというところもあって、住民投票は来年の3月までにやりたいと、吉村さんはおっしゃってるんですね。
(横須賀ゆきの解説委員)
そうですね。今どうしても都構想の設計図を作るためには、府議会と市議会に了承してもらわなきゃいけない。市議会で維新の会が過半数を取るというのは、ものすごく至難の技なんです。“吉村旋風”が起きたからこそ、前回の統一地方選で取れてるんですね。では、来年春の統一地方選で、維新の会が再び市議会で過半数を取れるのか、これは今、極めて難しい情勢です。だからこそ吉村さんは今、大勝負に打って出てるという構図があるんですよね。
それで例えば、本当に府議会と市議会に協議会が設置できたとしても、住民投票をやるにも再び議決が必要で、さらにハードル上がるんです。だから吉村さんが描く道筋というのは、いまの維新の会の情勢によると、ハードルがどんどん上がっていきます。
(中谷キャスター)
だからこそ、“ダブル選”のその後の議論に注目していかないといけないと思います。
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