「従属的な立場で被害者の一面もあった」母親に懲役4年の実刑判決 神戸6歳児暴行死 神戸地裁

「従属的な立場で被害者の一面もあった」母親に懲役4年の実刑判決 神戸6歳児暴行死 神戸地裁

「従属的な立場で被害者の一面もあった」母親に懲役4年の実刑判決 神戸6歳児暴行死 神戸地裁

 3年前、神戸市で6歳の男の子を暴行して死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われた母親らの裁判員裁判で、神戸地裁は、母親に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

 裁判長
 「被告人・沙喜を懲役4年の判決に処する」

 長い髪をまとめ、黒のスウェット姿で出廷した母親は、微動だにせず判決を聞いていました。

 穂坂沙喜被告(37)と妹の朝美被告(33)、朝華被告(33)は、3年前、当時6歳だった沙喜被告の息子の修(なお)くんを、鉄パイプで殴るなどして死亡させ、スーツケースに入れ遺棄した罪に問われていました。この事件をめぐっては、沙喜被告の弟の大地被告(34)も傷害致死などの罪で起訴されています。

 大地被告は家族全員に対して日常的に殴る蹴るの暴力を加えていたほか、 沙喜被告らに「言うことを聞かないと殺す」などと言い聞かせていて、弁護側は大地被告が家族を支配していたことが事件の背景にあると主張していました。

 これまでの裁判で、沙喜被告は起訴内容について「間違いありません」と認めたうえで―。

 穂坂沙喜被告
 「私は捨てたくなかったのに、(弟の)大地が無理やり捨てると言い出した」

 妹の朝華被告も「大地に逆らえませんでした」と話し、3人が事件を回避できたかが争点となっていました。

 検察側が「外部に助けを求めることは可能だった」などと指摘する中、迎えた14日の判決。神戸地裁は、沙喜被告に懲役4年の実刑判決、妹の朝美被告と朝華被告に懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。

 沙喜被告の判決理由について、「修くんを守るべき立場でありながら、大地被告の指示に従い、何度も殴ったことは強く非難される」と指摘。一方、大地被告からの暴力による支配については「沙喜被告は従属的な立場で、被害者という一面もあった」と述べました。

 判決について、刑事裁判に詳しい専門家はー。

 亀井正貴弁護士
 「児童虐待の延長線上の傷害致死事案は本来重い。(大地被告に)支配されている状況や暴行の程度について母親としての心情がうかがえる面とか、そういうところで裁判員が感情移入した、同情したという面はあると思う。沙喜被告らの量刑が低くなった分、大地被告に対する非難の程度、責任の程度は重くなっていくだろう」

 主犯とされる大地被告の裁判の日程はいまだ決まっていません。法廷の場で何を語るのか、注目が集まります。

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