【一体誰が】『急がば回れ』所縁の『瀬田の唐橋』落書き見つかる「絶対許せん」器物損壊容疑で捜査
滋賀県大津市にある近江八景の名所のひとつ「瀬田の唐橋」で、スプレーで書かれたとみられる落書きが見つかりました。地元住民からは、怒りや悲しみの声が…。
近江八景の名所のひとつ。
「これは絶対許せん」
歴史的に価値をもつ橋に。
「何でこんなことするのか」
滋賀県大津市の瀬田川にかかる「瀬田の唐橋」。全長224メートルのこの橋は、去年、若一調査隊でも訪れていました。
(去年7月放送 若一調査隊)
若一光司さん
「瀬田の唐橋を渡ってみたいと思います。『急がば回れ』ということわざが残っているでしょ。これは、この唐橋に関して言われた」
「距離的には草津の宿場から船に乗って、琵琶湖渡って大津に入った方が近くて早いんですが、比良山や比叡山の山おろしの風が、突風が吹いてきたりするんです。だから『急がば回れ』で、舟で琵琶湖を渡るのではなくて、遠回りにはなるけどもこの唐橋を渡って京都に向かった方がいいよという、そこから『急がば回れ』と言われるようになる、そういう説が一番有力です」
さらに、橋の上から琵琶湖方面に見える夕日の景色は、歌川広重の浮世絵、近江八景「瀬田の夕照」でも有名です。
そんな美しい景色が見られる歴史的な場所に、あろうことかスプレーで書かれたとみられる落書きが見つかりました。
報告・蔦遥香記者
「このような落書きは、瀬田の唐橋のひさし部分や、さらにその下にある橋脚部分などに、黒や黄色などの塗料で大きく書かれています」
滋賀県によりますと、先月19日に目撃者の通報を受け、初めて落書きを確認。
橋桁を覆う「桁隠し」や、橋を支える柱、さらに付近の公衆トイレなど、橋を含め、計10か所で落書きが見つかりました。
滋賀県大津土木事務所 有川健一さん
「特に橋の両端につきましては、色の調合などに大変苦労した。そのあたりをどうするかは、今後技術的な調整を進めていきたい」
心ない行いに地元の人たちは。
近隣住民
「もうショックでした。もうこれは絶対許せん。ちょっと異常、悪質なこと」
「ここは憩いの場、遊歩道ですので、散歩の方もおられます。こういうところに落書きをするのは もってのほかだと、憤りを感じています。
橋を管理している県の大津土木事務所は、10日、警察に被害届を提出。市も同様に被害届を提出しているということで、警察は器物損壊の疑いで調べています。
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