インフルエンザ大流行いつまで? 警報レベル超えの状況続く 新たな変異株「サブクレードK」が主流

インフルエンザ大流行いつまで? 警報レベル超えの状況続く 新たな変異株「サブクレードK」が主流

インフルエンザ大流行いつまで? 警報レベル超えの状況続く 新たな変異株「サブクレードK」が主流

 異例の早期流行で猛威を振るうインフルエンザ。全国の感染者数は前の週よりわずかに減少したものの、警報レベルを大きく超える状況が続いていて、大阪の医療機関では対応に追われています。

 5日、大阪府東大阪市にある小児科。

 「きのうの午前中から38℃くらい出てて。お姉ちゃんが2日前にインフルやった」

 6歳のお姉ちゃんとともに訪れた2歳の男の子。お姉ちゃんは2日前にインフルエンザと診断されました。

 「一応、検査しときますね。ちょっと痛くするけど頑張ってな」

 結果はやはり…。

 「もう速攻、出ましたね。さすが家庭内感染やね」

 インフルエンザ。
 大阪府では過去15年で最も早く「警報入り」し、府内の保育園や学校では、11月30日までに2365件、学級閉鎖や休校になっています。

 「やっぱりこっち(姉)を看病しているときは、こっち(弟)も『かまって』って来るし、 寝るとき別も家の中で難しいからもう仕方ないなと。(インフルエンザは)感染速度、スピードがすごい」

 急速に進んだインフルエンザの感染拡大。「新たな変異株」が主流となって引き起こされました。それが「サブクレードK」。

 国立健康危機管理研究機構は、9月から11月にかけて患者から採った「H3型」のウイルス23検体のうち、22検体が新たな変異株「サブクレードK」であり、約96%を占めたと発表しました。

 「サブクレードK」はヒトへの感染が広がりやすかったということですが、理由は明確ではなく、ヒトの体内の状態、ウイルスの変異の仕方などいくつかの要因が考えられるということです。

 一方で、大阪府の最新のインフルエンザ患者数は定点当たり31.45で、警報レベルの30を3週連続で上回ったものの、前の週に比べると減少に転じています。ただし、減少には、祝日で医療機関が休みになった影響もあるとみられます。

 藤戸小児科 藤戸敬士 院長
 「まずはいったんは、これがひとつのピークであろうとは思う。例年でいえば、明らかに12月頭にこんなに多いのは早い。流行が早かった。(感染者数が)まだまだ多い状態が年内は続くのではないか」

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