【要注意】モバイルバッテリー火災急増!知っておきたい安全対策は?危険なサインと正しい処分方法は?
◇佐藤佳奈アナウンサー
まもなく帰省シーズンということで、年末年始に旅行に行かれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、そんな時によく使うモバイルバッテリーに注意だということ必要なんです。
東京消防庁によりますと、リチウムイオンバッテリー関連の火災が、今年過去最多のペースで増えているということなんです。
そもそも、このリチウムイオン電池を使った商品ですね、スマホですとか、ワイヤレスイヤホンですとか、電動アシスト付きの自転車など色々あるんですけれども、それらを抑えて火災が最も多いのは『モバイルバッテリー』ということなんです。
そんな中、2日、日本航空がモバイルバッテリーの火災に関して、注意喚起のための訓練を行いました。
(訓練・乗務員)
「鼻と口を覆って姿勢を低くして」
国の内外で航空機内でのモバイルバッテリーの発火などの事例が発生していることを受け、2日、日本航空は、注意喚起のため機内での対応を実演しました。頭上の収納棚に入れたバッテリーから火が出た想定で、乗務員は煙を吸い込まないよう「スモークフード」をかぶり、消火器で消火を行いました。
(訓練・乗務員)
「火元はモバイルバッテリーでした」
交通各社も注意を呼びかけていまして、飛行機・バス・新幹線ですね、可能な限り手元に置いて、常に状態が確認できる状態で使用するように呼びかけているんです。そして特に飛行機に関しては、国交省も注意を呼びかけています。
預ける荷物、収納棚には入れないこと。そして他の金属、鍵などと接触すると、発火のリスクも高まるということで、モバイルバッテリー専用のケースをご自身で作っていただいて、何でもいいですポーチでも金着袋でもいいので、そういった専用のケースに入れるようにと注意を呼びかけているんです。
ではあらためて危険なサインを確認しておきたいんですが、こちらです。
モバイルバッテリー関連火災の約6割が充電中に起きているということなんですが、モバイルバッテリーが膨らんだり変形している、モバイルバッテリーを落下させたことがある、充電中使用中に発熱する。
ではお手持ちのモバイルバッテリー、ちょっと危ないかもしれないから処分しようかなという時に、処分の方法にも注意が必要となっています。
普通のゴミと一緒に捨ててしまうことで、こんなトラブルが起きています。
リチウムイオン電池がゴミと一緒に圧縮されると、内部でショートしてしまって発火することが火災の原因になってしまうということなんです。
実際、大阪府堺市のゴミ処理場で、リチウムイオン電池の可能性があるものが発火する火災がありました。施設の復旧完了は未定ということで、家庭ゴミの持ち込みが停止するなど、市民生活にも大きな影響が出ているんです。
では、どのようにモバイルバッテリーを処分したらいいのかといいますと、こちらです。
大阪市の場合なんですが、役所やスーパーなどに回収ボックスというのが設置されていますので、そちらに持ち込んでいただくと。金属端子の部分をビニールテープで絶縁していただくようにすると、より安全だということです。
さらに大阪市の場合は、訪問回収も行っているんです。電話、ファックス、はがきで受付をしているということですので、こういった方法が処分の方法としてはあげられます。
処分の際には、それぞれの自治体の方法がありますので確認するようにして下さい。
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