兵庫県で独自開発「暑さに強いコメ」 約1万種類の中から品種を1つ厳選 秋には県内スーパーで販売へ
秋の収穫にむけて、兵庫県内では田植えが最盛期を迎えています。
兵庫県加西市では、今年初めて、新たに開発されたコメが試験的に植えられました。
(山口杏奈 記者)
「こちらが兵庫県で生まれた暑さに強いコメ、『コ・ノ・ホ・シ』です」
暑さの影響で品質が良いコメの生産量が減っていることを受け、兵庫県と農協が独自に開発しました。
従来のコメは、穂が出てから20日間の平均気温が27℃を超えると空洞化して割れやすく、白く濁った状態になり、味も落ちてしまいます。
しかし「コ・ノ・ホ・シ」は、穂が出てからの平均気温が高くても品質の良いコメを収穫できるといいます。
西高室営農組合・高次秀幸さん
「品質が下がることで買い取り価格が下がるので、収入が減るということになっていました。新しい品種には期待しています」
実は「コ・ノ・ホ・シ」の研究は、たった一人の研究員によって進められました。
兵庫県立農林水産技術総合センター・篠木佑 主任研究員
「品種と品種をかけ合わせて交配させて、きょうだいをたくさん作って、その中から良いものを選ぶという作業をして、『コ・ノ・ホ・シ』というのは約1万種類くらいの中からようやく1つ選んだ」
通常、新しい品種の開発には14年かかると言われていますが、ガラス温室を使うことで年に2回の栽培を可能にし、開発期間を9年に短縮しました。
「コ・ノ・ホ・シ」は、今年から約150ヘクタールで作付けされ、秋には県内のスーパーなどで販売されるということです。
兵庫県立農林水産技術総合センター・篠木佑 主任研究員
「農家さんにとって良い品質を作るというのは、みんな望んでいることなので、一等米を取って、みんな笑顔で喜んでもらえるような、兵庫県の稲作を少しでも良くしていきたいと思っています」
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