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無料のものが2500円「色々試しても取れなくて…辛い」人気のイタリア館やくら寿司で予約の転売横行 万博会場では「ユスリカ」大量発生も
大阪・関西万博の会場で蚊のような見た目の昆虫「ユスリカ」が大量に発生していて、万博協会(日本国際博覧会協会)が対策に乗り出しました。来場者の不快感を和らげることはできるのでしょうか。
大阪・夢洲(ゆめしま)の万博会場。22日の大阪市の最高気温は30.5℃で、今年初めての「真夏日」を記録しました。
「あっつい!汗だくだくになっちゃう」
「蒸し暑いから大変ですね。水に入っている子ども見てるとうらやましい」
“ムシムシ”とした暑さが強まる中、活発になっているのが―。
「やばいやばい、うえぇー」
大屋根リングの上を飛び交う虫。
会場内の柱にも大量に発生していました。
この虫は「ユスリカ」という蚊によく似た昆虫で、ハエの仲間だということです。
池や川、そして海などの水辺で繁殖し、 主に春先から秋にかけて活動が活発になります。
アース製薬・松原晶 副部長
「蚊みたいに人の血を吸うわけではないので、 主にはたくさん飛んでいると不快だったり、目に入りそうになるとかはあるんですけれど、死骸を吸い込んだりすると、アレルギーの発症リスクが生じる可能性がありますので、そういった部分では大量に放置していいような虫ではないと思います」
万博協会は、植栽や水たまりなどに薬剤をまいて、幼虫が成虫にならないようにするなどの対策をとっているとしていますが―。
アース製薬・松原晶 副部長
「ゼロにするのは難しいと思うけれど、大量に出るというのを“いかに低くするか”というところに観点を置いて、色々な対策を講じていく必要がある」
万博を巡っては、もう一つ“無視”できない問題が―。
古代ローマ時代の「ファルネーゼのアトラス」やミケランジェロが手掛けた「キリストの復活」など、現地から持ち込まれた美術品が注目を集めているイタリアパビリオン。
独自で待ち時間なしで入場できる予約システムを導入していますが、22日時点で閉幕までの予約枠は埋まっています。
有吉優海 記者
「こちらのサイトではイタリア館の予約枠がいくつも“転売”されていて、本来無料のものが2500円だったり2000円だったり、かなり高い値段で売られています。中には1枚5000円のものもありますね」
横行している人気パビリオンの無料チケットの売買。
イタリア館の政府代表も苦言を呈しました。
イタリア館 政府代表 マリオ・ヴァッターニ氏
「パビリオンへの入場は無料なんです。アプリでの予約も無料です。パビリオンに入るのに誰も追加料金を払うべきではない」
会場で人気の「くら寿司(ずし)」も予約が転売されているとして、ホームページ上で注意喚起を行っています。
来場者
「もう何か月前からめちゃ調べて、2週間前からやれるっていって、色々なアプリとって色々な方法試したんですけど、(予約)取れなくて。結局ここに来るしかなくて来ました。普通に食べたいって思ってる人がたくさんいるから、転売問題はつらいかな。悲しく感じますよね」
開幕からまもなく1か月半。次々と浮上する新たな課題への柔軟な対応が求められています。
◇◇◇◇
(足立夏保キャスター)
改めて見ていきます。万博会場ではこの赤い部分ですね。
水辺のエリア中心に発生したということで、そこから会場全体に広がったということです。
このように大屋根リングの上でも大量に発生してしまったり、大量の死骸があるということです。
改めてこの「ユスリカ」ですが、夏場にいる蚊とは違い、主に春から秋にかけて水辺に発生します。
日没時に群れで飛ぶ、また光に集まる。蚊ではなく人を刺さない、そして死骸を吸い込むとアレルギー発症のリスクもあるということです。
アース製薬の担当者の方によりますと、水辺、また野鳥など天敵がいない、そして気温上昇など、繁殖しやすい条件が揃ったことが大量発生の原因なのではないかということです。
このように大量の死骸があるわけで、これが乾燥して踏まれて、たくさんの方が踏んでしまって粉々になって、それを吸い込んでしまったら、死骸を吸い込んでアレルギー発症リスクもあるということです。
では実際どんな対策が行われているのかと言いますと、パビリオンや店舗などに殺虫ライトを設置してもらったり、幼虫が成虫にならない薬剤をまいたりするということです。この薬剤は人へのリスクが少ないということです。
さらに、今後はアース製薬と協力をして、幼虫の発生源には薬剤、成虫には殺虫剤などいろんなアプローチが必要だということです。
実は、このユスリカ、1日から数日間の命です。そして幼虫は、実は水の底の有機物を食べて水を浄化するということなんですよね。
今回の万博のテーマ、「いのち輝く社会のデザイン」ということで、この水を浄化する作用があるというものの、多少の不快感というのは、やっぱり今回を機に少し考えさせられるとも思います。
では虫と言いますと、無視できない問題他にもあります。
イタリア館、そして「くら寿司」が転売されているということなんですけれども、そのポイントとなっているのがこちらです。
独自のアプリということなんですが、この独自のアプリというのは万博協会が作ったアプリとは別のものとなっています。
これ実際に番組スタッフが予約したもので、このように時間帯や番号などが書かれているわけなんです。
こういったものが転売サイトなどで取引されているということで、高額なものでは1枚5000円と、本来であれば無料で入れるはずなのに、こういった高額な取引になってしまっているということです。
イタリア館では転売できない仕組みにする方向、くら寿司もアカウント停止措置を講じるということなんですけれども、このシステムが万博に入場しない人でも誰でも予約できるシステムになってしまっているため、こういうことになってしまったということなんです。
では、転売をしてしまうとどうなるのかと言いますと、こちら「チケット不正転売禁止法」というのがあり、立派な犯罪です。
1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金、またはその両方ということで、しっかりとした転売対策の仕組みづくりが急がれています。
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