【万博】『脳の健康診断』『度数変えられるメガネ』大阪パビリオンの展示物公開 食の有名店も集結
開幕までまもなく半年となる大阪・関西万博。2日、大阪府と大阪市が出展する「ヘルスケアパビリオン」の展示物の一部が、報道陣に公開されました。驚きの次世代技術とは?
開幕まで200日を切った大阪・関西万博。
渡邊幹也アナウンサー
「大阪ヘルスケアパビリオンの展示物の一部が公開されています。たくさんの種類がありますよ」
2日、38の企業が発表した展示物。
「健康」をテーマにしたものの中には、パソコンで目の動きを読み取り、記憶力や判断力などを診断するアプリも。約3分で脳の健康度をチェックできるとしています。
担当者
「赤い点が見てもらった視線。迷った跡がわかる」
渡邊アナウンサー
「えー!どれかわからず行ったり来たりしていた。どれかが全部表れているということですね、すごい」
担当者
「一般向けとしては、脳トレ、脳のトレーニングプログラムであったり、そういうもので、評価を判定していただくということに使える」
また、こちらのメガネは人に合わせて度数を自在に変えられるというもので、将来的には度数調整を自動で行い、ピントを合わせることができるということです。
大阪府と大阪市が出展する大阪ヘルスケアパビリオンでは、万博期間中の26週間で、週ごとに展示内容やテーマが入れ替わる仕組みで、大阪の中小企業など441社が参加しています。
中小・スタートアップ 推進委員会 立野純三 委員長
「ぜひ、子どもたちに、将来こんなものが現実に使うことができる、あるいは社会に普及されてワクワクするような、そんなものを青少年が感じていただくのが、今回の展示の大きな目的」
2日に発表されたのは、展示物だけではありません。
有吉優海 記者
「『串かつ』や『たこ焼き』など、“食いだおれのまち”大阪を代表する有名店が万博会場に集まります」
会場内のフードコート、「大阪のれんめぐり」に出店する飲食店も発表。
道頓堀や十三など大阪各地から12店舗が集結し、約2000平方メートルの敷地に、1000席ほどの客席が用意される予定です。
さらに、大阪の名物グルメや特産物を2週間ごとに入れ替えて販売するコーナーも設置。特別メニューも開発するなど、大阪の「食」を世界にアピールします。
白ハト食品工業 永尾俊一 社長
「日本中、世界中から来ていただいた方が、やっぱり日本すごいな、大阪すごいなと、おいしくて、おもしろいし、めちゃくちゃわくわくするなと、楽しんでもらえる施設だと思うので、 みなさん来てもらえたら」
また、一部有料の客席や事前予約制などを導入して、混雑を避けながら、テイクアウトを含め、1日1万5000食の販売を目指すといいます。
展示物で来場者の胸をいっぱいにするだけなく、“お腹もいっぱい”にするため、開幕に向けた準備が着々と進められています。
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