【初公判】千葉県多古町の前町長“公職選挙法違反” 起訴内容認める

【初公判】千葉県多古町の前町長“公職選挙法違反” 起訴内容認める

千葉県多古町の前の町長が、去年10月の衆院選で自民党議員への投票を役場職員に働きかけたとして、公職選挙法違反の罪に問われている裁判の初公判が開かれました。

多古町の前町長・所一重被告は、自らが支援する自民党の林幹雄元経済産業大臣への投票を役場の複数の職員にLINEで働きかけたとして、公職選挙法違反の罪に問われています。

9日の初公判で所被告は起訴内容を「間違いありません」と認め、検察側は冒頭陳述で「令和元年の台風被害の際に林氏が視察に訪れたことを恩義に感じて、メッセージを送っていた」と指摘しました。

所被告は罰金30万円の略式命令を受け、すでに納付していますが、改めて正式裁判を請求したもので、弁護人によりますと原則5年間の公民権停止の免除や期間の短縮を求める方針だということです。
（2022年3月9日放送)

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