0歳児が認可外保育施設でうつ伏せ窒息死か 国の基準を守らず代表1人で4人の世話 和歌山・田辺市
去年、和歌山県田辺市の認可外保育施設でうつ伏せになっていた生後5か月の女の子が死亡したことが分かりました。
事故が起きたのは、和歌山県田辺市にある認可外保育施設「託児所めぐみ」です。
去年7月、施設に預けられていた生後5か月の柴尾心都(こと)ちゃんが意識不明の状態で病院に運ばれ、その後、死亡しました。
県によりますと、心都ちゃんは搬送される前、ベッドでうつ伏せになってぐったりした状態で見つかり、死因は窒息とみられるということです。
国の基準では、複数の乳幼児を預かる場合、2人以上の保育者の確保を求めていますが、県の聞き取りに施設の代表は―。
施設の代表
「長年の経験もあり、一人で預かれると思っていた。ベッドで寝かせて5分おきに見ていた」
当時、施設ではこの代表が1人で、4人の子どもの世話をしていたということです。
一方、県が施設への立ち入り調査を依頼していた田辺市によりますと、施設は過去にも3回、行政指導を受けていました。
和歌山県こども未来課の戎脇伸晃 課長
「県としても大変遺憾に思っています。過去にも人員不足という話があったと聞いています。結果的に職員を配置していなかった」
県は5日、専門家らで作る検証委員会を設置し、詳しい状況について調査しています。
子ども家庭庁によりますと、去年までの9年間に、全国の保育施設で確認された死亡事故は74件に上り、大半は睡眠中の事故だということです。
悲惨な事故を繰り返さないため、徹底的な検証と再発防止が求められます。
▼特集動画や深堀解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録よろしくお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ
▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/wYjtPGv
▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/8m5AHef
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv
▼読売テレビニュース
https://ift.tt/RG4Uc5H
▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/xSwueoY
Instagram https://ift.tt/irfjmLh
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/kAt9SlG
▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/1T5XPy3
▼ウェークアップ
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvwakeup
webサイトhttps://ift.tt/TkySGp5
コメントを書く