兵庫・明石歩道橋事故から23年 遺族らが現場で追悼「残った私たちが安全で安心なまちづくりを」
11人が亡くなった兵庫県明石市の歩道橋事故から21日で23年となり遺族らが現場を訪れ犠牲者を追悼しました。
21日、事故が起きた午後8時45分に合わせて、遺族らが慰霊碑に花を手向け祈りを捧げました。2001年、花火大会の見物客らが歩道橋上で次々に倒れ、ずさんな警備などが原因で子どもら11人が亡くなりました。
子ども2人を亡くした有馬正春さん
「辛いのは辛いです。よりその日が鮮明に思い出されるので。こうして我々が来ることで風化をちょっとでも遅らせる」
当時2歳の息子を亡くした下村誠治さん
「助かった私たち、残った私たちが安全で安心なまちづくりを出来るか、そこに取り組んでいきたいと思っています。
また、明石市の丸谷市長も訪れ、事故後に生まれた職員が採用されていることに触れ研修を通して風化を防ぎたいと話しました。
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