91歳母親暴行死で息子と孫を逮捕 家族が介護相談するも、市は介入する必要ないと判断 兵庫・姫路市
兵庫県姫路市で91歳の女性を暴行して死亡させたとして、息子と孫が逮捕された事件で、女性が死亡する2年前に家族が介護の悩みを市に相談していたことがわかりました。
傷害致死の疑いで送検された姫路市の無職、大居和義容疑者（69）とその息子の亮太容疑者（36）は去年10月、自宅で和義容疑者の母親の不二子さん（当時91）の顔などを殴ったり蹴ったりする暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。
姫路市によりますと、不二子さんが亡くなる2年前、市の職員が自宅を訪れた際に、家族が「不二子さんが暴言や暴力をふるう」となどと相談していたということです。しかし、家族が介護に協力的であることなどを理由に市は介入する必要はないと判断していました。
2人は調べに対し「騒ぐので腹が立ち、暴力をふるった」などと話しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
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