「凄まじい痛みの中で人生を終えた無念は計り知れない」マンション隣人暴行死 被告に懲役14年求刑
大阪府堺市で隣人の男性を暴行して死亡させた罪などに問われている男の裁判員裁判で、検察は懲役14年を求刑しました。
楠本大樹被告は、2022年11月、堺市中区のマンションで、隣に住んでいた唐田健也さんに暴行を加え死亡させた罪などに問われています。これまでの裁判で、楠本被告は、「人が死ぬような力を加えて殴ったつもりはない」と起訴内容を一部否認していました。
23日の裁判で検察は、「サンドバッグのように扱われ、凄まじい痛みの中で人生を終えた唐田さんの無念は計り知れない」などと指摘し、懲役14年を求刑しました。一方、弁護側は「楠本被告の軽度な知的障害の影響を考慮し懲役8年程度がふさわしい」と刑を軽くするよう求めました。
判決は来月5日に言い渡される予定です。
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