【利用者の声】『らくラクやまと』は「先頭がなめらか」一方、『北陸新幹線』では「敦賀駅なめていた」

【利用者の声】『らくラクやまと』は「先頭がなめらか」一方、『北陸新幹線』では「敦賀駅なめていた」

【利用者の声】『らくラクやまと』は「先頭がなめらか」一方、『北陸新幹線』では「敦賀駅なめていた」

 毎年3月恒例のJRのダイヤ改正が行われ、18日から新しい通勤特急が誕生しました。16日の北陸新幹線の延伸開業と一緒に振り返ります。

 この日朝、奈良駅で行われたのは通勤特急「らくラクやまと」の出発式です。奈良から天王寺を経由し新大阪駅までを結ぶ「らくラクやまと」は全車指定席で平日、朝と夜の通勤時間帯に1往復のみ設定されています。

 追加で特急料金が必要ですが、座って通勤したいというニーズに応えるために設けられ、この日の運行開始にあわせ、出発式が行われました。

見に来た子ども
「先頭がなめらかでかっこよかった」

 盛り上がりを見せたのは関西だけではありません。16日、北陸は各地で熱気に包まれました。

中野颯大記者
「午前4時半過ぎです。北陸新幹線の開業当日を迎えた敦賀駅の前には、駅が開く前から多くの人が列をなしています」

 駅の前には全国各地から多くの人が。目的は、新幹線の一番列車です。

静岡県から来た人
「おとといの午前9時から並んでいます。一番列車に一番乗りしたかったです」
長野県から来た子ども
「早く見たいよ~!」

 金沢と敦賀を結ぶ「つるぎ」の一番列車はわずか1分足らず、東京と敦賀を結ぶ「かがやき」の一番列車は4分で切符が完売。そんな大人気の新幹線を前に大人から子どもまで目を輝かせていました。

 一方、関西から北陸に向かう際は、これまで特急「サンダーバード」で、金沢駅まで行くことができていたものの、今後は敦賀駅での乗り換えが必要に。1階と3階の間をエスカレーターで行き来することに加え、時間帯によっては一斉に人が集まる改札を通る必要があり、負担が増えました。

 JR西日本は乗り換えに必要な時間を8分と想定し、床に色分けした乗り換え用の案内ルートを示しているほか、係員が大きな声で誘導するなどの対策を施していて、初日は大きな混乱はありませんでした。

乗り換えた人
「意外とスムーズに乗り換えられた」
「わかりにくいです。敦賀だと思って、なめてました」

 取材を続けていると、こんな人も…。

(Q.逃しちゃった?)
乗り換えできなかった人
「遅れちゃった。ホームを間違えて、7番ホームに。駅員さんに切符をチェンジしてもらう」

 新幹線の延伸開業で便利になったと思いきや…大阪駅と福井駅の間で短縮されるのは、乗り換え時間を含めるとわずか3分。料金は1150円あがります。もし乗り換えの時間が増えれば、効果はさらに薄れます。

福井県から関西へ戻る人
「一瞬だけど乗り換えに不便さを感じますね」

 大きな盛り上がりを見せた北陸新幹線の延伸開業。元日の能登半島地震で被害を受けた北陸エリアの起爆剤として期待されている中、関西の利用者にとって、ハードルとなる乗り換えの手間や金額の上昇にどう対策していくのか。JR西日本の今後の動きに注目です。
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