万博開幕まで9日であと400日 日本の技術を世界に発信 「マイボトル」洗浄機や吉野杉のベンチ設置
大阪・関西万博の開幕まで9日であと400日です。日本のモノづくりの技術を世界に発信しようと奮闘する人たちがいます。そこに込められた思いとは…。
大阪・関西万博 EXPO共創プログラムディレクター 齋藤精一さん
「おはようございます」
建築デザインなどを専門とするクリエイターの齋藤精一さん。大阪・関西万博では、備品などを提供する企業や団体のアドバイザーを務めています。
ホタテの貝殻と廃棄されたプラスティックで作ったヘルメットや、使った後は肥料に変わる植物由来のエコな食器など、社会の課題を解決しようとする様々な取り組みをサポートしています。
大阪・関西万博 EXPO共創プログラムディレクター 齋藤精一さん
「皆さん共通しているのが、何か熱意を持って新しく取り組んでいきたい、もしくは現状を変えていかなければならないと思っている。日本のモノづくりの方々に圧倒的な自信を持ってもらいたい」
齋藤さんは7日、大阪市に本社を置く「象印マホービン」を訪ねました。万博に向けて、地元の町工場などと連携して、マイボトル専用の洗浄機を開発しています。基本的な設計はほぼ終えていて、今はデザインの検討を進めています。
大阪・関西万博 EXPO共創プログラムディレクター 齋藤精一さん
「未来感になっちゃうよりは、木材を使う。それもありかなと」
プラスチックの削減につながり、環境に優しいマイボトルを普及させるためには、洗浄機の開発が必要不可欠だと考えています。
象印マホービン 新事業開発室長 岩本雄平さん
「マイボトルを世の中で使ってもらう時に、洗う面倒がネックで使ってもらえないことが多いので、手軽に洗える洗浄機を設置して、マイボトルをもっと使いやすくする、そんな取り組みを万博の会場で実験できたら」
大阪・関西万博 EXPO共創プログラムディレクター 齋藤精一さん
「万博で作って、そこで終わりじゃなくて、その後もスタンダードになってもらいたい取り組み」
豊かな自然が広がる奈良県吉野町にも、この取り組みに参加する人たちがいます。吉野の林業は約500年の歴史を誇り、「吉野杉」や「吉野桧(ひのき)」は最高級の建材として知られています。
しかし近年、木材の需要は低迷し、林業の担い手も減少を続けています。
吉野と暮らす会 吉川晃日さん
「僕らは結構、物は作るんですけど、表現が下手なんです。いかに林業、森林が暮らしを支えているのかというのを伝えないといけないと思っていて」
木の魅力を多くの人に再認識してもらうため、万博会場に吉野杉や吉野桧を使ったベンチを設置する予定です。
齋藤さんは、万博は規模や業種に関係なく、日本の様々な企業が発展できる機会になると考えています。
大阪・関西万博 EXPO共創プログラムディレクター 齋藤精一さん
「新しいモノづくりとビジネスと社会課題解決と、バランスが良いプログラムとして、 万博閉幕後も残っていくといいなと思っています」
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