「命をもって償ってほしい」死亡した兄弟の父裁判で死刑を求める 稲美町放火殺人事件
3年前兵庫県稲美町の自宅に火をつけ小学生の兄弟を殺害したなどの罪に問われている伯父の裁判で兄弟の父親が「命をもって償ってほしい」と死刑を求めました。
松尾留与被告(53)は3年前の11月、兵庫県稲美町の自宅に火をつけ、同居する甥の松尾侑城くん(当時12)と 眞輝くん(当時7)の兄弟を殺害した罪に問われています。
松尾被告は、これまでの裁判で起訴内容を認め「妹夫婦に精神的苦痛を与えるためにやった」などと述べていました。
7日に神戸地裁姫路支部で開かれた裁判員裁判で兄弟の父親が法廷に立ち、「謝罪も反省も全くないどころか、兄弟の死を犬死に、無駄死にと言ったり、あまりに身勝手」として「命をもって償ってほしい」と死刑を求めました。
このあと、検察からの求刑が行われます。
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