【ロシア】露軍砲撃でウクライナの空港破壊 プーチン大統領“無条件に要求満たせば、対話続ける”
ロシアとウクライナが一時的に戦闘を停止し実施するとしていた住民の避難が、また中止されました。6日もロシア軍による攻撃が続いています。
南部のザポリージャではマリウポリから避難してくる住民をのせるバスが準備されていましたが、ロシアとウクライナの双方ともに停戦が守られていないと主張し、6日の避難は中止されました。前日に続き、2日連続で失敗したことになります。
首都キエフ近郊のイルピンでは6日、住民が避難する中、ロシア軍による砲撃が相次ぎました。イルピンは、キエフに進軍しようとするロシア側と抵抗するウクライナ軍との間で、激しい戦闘が続いています。
また、中西部にあるビニツァ空港もロシア軍の砲撃で破壊されました。ゼレンスキー大統領は声明でロシア軍の狙いについて、「インフラを破壊し続けている」と指摘しています。
こうしたなかプーチン大統領は、フランスのマクロン大統領と電話会談を行いました。プーチン大統領は、ウクライナとの3回目の停戦協議について、「ロシア側の要求を無条件に満たせば、対話を続ける準備はできている」と述べたということです。
ウクライナ側によると、3回目の停戦協議は7日にも行われる見通しですが、双方の主張の溝は依然として埋まっていません。
(2022年3月7日放送)
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