「必ず朝市に帰ってくる」店舗や住宅約200棟が焼失 大規模火災の輪島市を一斉捜索 焦げた臭い今も
能登半島地震の発生から9日目。石川県内で死亡が確認された方は202人となりました。約200棟の店舗や住宅が焼ける大規模な火災が起きた石川県輪島市から中継です。(取材・報告=黒木千晶アナウンサー)
輪島市の「朝市通り」からお伝えします。少し雨が降ってきました。強い雨が降ったり、晴れたりという不安定な天候で非常に寒いです。明日も最高気温は4度の予想で、被災された皆さんへの影響が心配されます。
1日の火事では約200棟の店舗や住宅が焼け、約4万8000平方メートルが焼失したとされています。今日はこちらで午後1時すぎから、警察による大規模な捜索活動が始まりました。捜索は現在も続いています。
火災から1週間以上が経ちますが、今も何かが焦げたようなにおいかします。3日前までは煙も上がっていたそうです。こちらにあったのは住宅でしょうか? 黒く焼けた瓦が崩れています。奥にある自動車も黒く焦げています。奥にある建物も焦げて焼けて崩れています。
この朝市で被災された皆さんは、別の場所に避難されていますが「必ず朝市に戻ってきて、また商売をしたい」とおっしゃっているそうです。
取材に応じてくださった海産物加工会社の南谷良枝さんも、その一人です。「必ずこの朝市に戻ってきて商売をして、たくさんのお客さんに戻ってきてほしい。そこをモチベーションにしていないと自分自身がつぶれてしまう」と話していました。だからこそ復興した後には「関西の方々にも輪島朝市に来てもらって、たくさんお金を落としてほしい」と話していました。
そして、輪島でお話を伺った皆さんに「何に困っていますか?」と伺ったところ、みなさん最初におっしゃるのが「生活用水」でした。
トイレが流せないし、お皿が洗えない、お米が洗えない、そういうストレスがあるそうで、まずは早く水道が復旧してほしいとおっしゃっていました。
輪島市でもエリアによりますが、少しずつスーパーで飲み水が買えるようになったり、少しずつ食べ物なども手に入るようになってきているようです。ただし、まだまだ支援が必要です。
避難所では、8日から自衛隊によってお風呂が設置されるなど少しずつ支援は広がっています。支援物資の拠点も取材したところ、カイロやおむつ、生理用品など 様々な物資が集まり始めていました。
ただ、道が悪いため集まった物資をどのように孤立した集落や避難所にどう運ぶかが課題となっているそうです。
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