震災経験のある兵庫県と神戸市が被災地に職員派遣 精神科医療の提供など『ひょうごDPAT』も出発
阪神・淡路大震災を経験した兵庫県と神戸市の職員が8日、能登半島地震の被災地に向け出発しました。避難所の支援にあたります。
この日午前、兵庫県と神戸市の職員合わせて14人が石川県珠洲市に向かうため、兵庫県庁で出発式が行われました。
神戸市・久元 喜造 市長「珠洲市民の56％が避難をしているという想像を絶する厳しい状況に置かれています。実効ある避難支援に結び付けていくことが重要です」
兵庫県・斎藤 元彦 知事「寒さが厳しい中で第1陣からスタートして第2陣、第3陣含めてしっかり息の長いオペレーションをしていくことが大事だと思っています」
関西広域連合は被災した自治体ごとに支援する自治体を割り当てる「カウンターパート方式」で支援を行っていて、阪神・淡路大震災を経験した兵庫県と神戸市は石川県珠洲市を担当します。職員らは、避難所運営の支援にあたるということです.。
また、兵庫県立ひょうごこころの医療センターからは災害派遣精神医療チーム「DPAT」が出発しました。医師と看護師ら3人は被災により精神科医療を受けられなくなった人や、被災後に精神的不調を訴える人の診察などにあたる予定です。
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