【大雪情報】“10年に一度クラス”の寒波 今季最強寒波 各地で大雪 倒木やスリップ事故相次ぐ 北陸で最大80cm 日本海側を中心に23日にかけて大雪｜TBS NEWS DIG
今シーズン最強の寒波の襲来で、日本海側では大雪となっています。倒木や路面凍結による事故も起きていて、今後も交通障害などに注意が必要です。
大雪が降っている場所から、現在の様子を伝えてもらいます。新潟県の上越市、そして石川県の輪島市から中継です。まずは上越市からです。
新潟県上越市に来ています。今、風が真横から吹いてきて、雪が横に降っているような状況です。後ろに見えるの直江津駅では、電車は止まっていますが、雪の影響で線路は完全に見えなくなっています。ホーム上にも、かなりの雪が積もっていることがわかります。
今日は雪の影響で信越本線など、直江津駅に乗り入れる全ての電車が運休となっています。
駅で取材したのですが、ほとんどお客さんはおらず、閑散としていました。駅に来た方にもお話を聞いたのですが、「きょうは電車が止まっているので病院までバスで行く」とお話されていました。
道路の方もご覧ください。雪がかなり積もっているのがわかります。
私はきのうの夜から新潟県上越市に入り、取材しているのですが、その際は水っぽく、シャバシャバとしたシャーベット状の路面になっていました。しかし、今は雪の塊が出来ていて、車で走るとガタガタと揺れる状況でした。
（Q.きのうの同時間帯に雪は止んでいたのか）
きのうは雪は止んでいましたが、きょうは降り方が強く感じます。大粒の雪が風に舞って、横から降りつけてくる感じです。
（Q.物資の不足などは起こっていないか）
物資については特段、変化がないように感じました。ただ、宿泊したホテルに関しては大雪に備えて、水が不足しないようにということで、バスタブに初めから水を溜めておくと、そういった対策をしていました。
続いて石川県輪島市では、きのうから降り続いた大雪は、現在も降っていて、今は横殴りの雪となっています。顔に時折、当たるととても痛いです。午後3時までの積雪は60センチとなっています。
気象台は、短時間に記録的な大雪が降ったとして、午前10時半すぎ、輪島市と隣の志賀町に「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。また先ほど七尾市にも発表されました。
輪島市内では現在も24か所で道路が通行できなくなっていて、17世帯が孤立状態になっているほか、北陸電力送配電によりますと、市内のおよそ1300世帯が停電しているということです。
能登地方の平地では、除雪が困難な積雪となっていて、きょう夕方にかけて、さらに警報級の大雪となる見込みです。気象台は、大雪に厳重に警戒し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
（Q.中継を行っているところはどんな場所か）
輪島市内の住宅街になります。近くには道の駅などがあり、普段は市民が生活しているところですが、今は人の姿がほとんど見えません。車が時折、通る状況です。
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