【ウクライナ侵攻】国外退避”100万人超” 日本企業から“受け入れ”の動きも
ロシアのウクライナへの侵攻開始から1週間。国連難民高等弁務官事務所(=UNHCR)によると、ウクライナから近隣諸国に避難した人は、100万人を超えています。一方、“避難民受け入れ”の動きは日本企業からも出てきています。
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ウクライナから近隣諸国に避難した100万人超のうち、約50万人が入国しているポーランド。日本時間午後7時ごろ、プシェミシルでは、避難してきた人々に向けた食料の配布や、大量に届いた物資の仕分けなどを、多くのボランティアが行っていました。
中には、学校が終わってから来たという子どものボランティアも。食料支援をうけた避難民は――
ウクライナからの避難民
「街はミサイルによって攻撃された」
「ボランティアの方々は本当に優しいです。たくさん助けてもらっています」
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“避難民受け入れ”の動きは日本企業からも出てきています。
ドン・キホーテを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは避難民100世帯を受け入れることを決定。住宅の確保や金銭的支援、生活面へのサポートを行うほか、店舗での就業やトレーニングなどを検討しています。
また、国内で難民支援を行う団体などは“迅速な受け入れ”に向け――
NPO法人WELgee代表
「これまでの日本の難民受け入れ態勢だと、この最も大事な時期にもしかしたら何もできなくなってしまうかもと」
難民を受け入れた日本語学校や雇用した企業への資金援助のほか、難民認定の迅速化など、既にある仕組みを拡充することを提言しました。
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大学生の山崎有紗さんは、2020年まで、首都キエフに留学していた経験が。山崎さんが始めたのが、ウクライナの国花であるひまわりの絵を描き“ウクライナへの祈り”をSNSで投稿する、「#SunflowerFromJapan」プロジェクト。
山崎有紗さん
「ウクライナの人たちに、若者から祈りを届けようと」
「金銭的な支援ができないような人たちでもできて、ウクライナのことを思って描いたひまわりが広がったら、励まされるんじゃないかと」
実は、ひまわりはロシアの国花の1つでもあるといいます。始める決意をしたきっかけはウクライナ出身の友人からの言葉でした。
ウクライナ出身のアンナさん
「経済的なサポートは大事なんですが、精神的なサポートもすごく大事だと思っています」
「遠く離れた日本からの支援もあるんだよって励まされます」
(2022年3月3日放送「news zero」より)
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