被害総額1300万円か カナダ人医師名乗り現金詐取容疑で逮捕の警察官 防カメにATM利用する姿も
詐欺事件で逮捕された警察官。防犯カメラに映っていたことがわかりました。
大阪府警西成署の巡査、大谷優璃菜容疑者（25）は今年7月から8月にかけて、カナダ人の男性医師を名乗り、「イエメンにいるが、母が入院していて航空券が必要」などとSNSでメッセージを送り、50代の女性から現金20万円をだましとった疑いなどで29日送検されました。
大谷容疑者はファッションモデルを名乗って、別の女性からもカネをだまし取った疑いもあり、被害総額は1300万円にのぼるとみられています。その後の警察への取材で、金は大谷容疑者の口座に振り込まれ、ATMの防犯カメラには大谷容疑者が口座を利用する姿が映っていたことがわかりました。
大谷容疑者は容疑を認めていて、警察は詐欺グループの金の受け取り役だったとみて調べています。
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