“戦闘停止”の最終日、合意は延長されるか 家族との再会喜ぶ人質も|TBS NEWS DIG
イスラエル軍とイスラム組織ハマスの合意に基づき、3回目の人質の解放が行われました。戦闘の一時停止期間は最終日の4日目に入り、合意が延長されるのかが焦点です。
走り出す少年。およそ50日ぶりに解放され、父親との再会を果たしました。
こちらの家族にも、涙と笑顔があふれます。
26日も17人が解放され、これまでに解放された人質は外国籍も含め、58人となりました。ハマスが公開した映像では、戦闘員が親しげに人質に手を振る様子も。
一方で、拘束下の厳しい状況も明らかになってきています。
AP通信は人質の親族の話として、並べられたプラスチックの椅子の上で寝かされ、トイレに行くまで何時間も待たなければならないことがあったと伝えています。
イスラエル側も3日連続でパレスチナ人を釈放しました。
釈放されたパレスチナ人
「神に感謝しています。すべての囚人が釈放されることを願っています」
戦闘の一時停止期間は4日間。ハマスは「延長を模索している」との声明を発表し、交渉を仲介してきたアメリカのバイデン大統領も「戦闘停止が継続され、より多くの人質が解放されることが目標」だと強調しました。
イスラエルのネタニヤフ首相も…
イスラエル ネタニヤフ首相
「1日ごとに、人質10人の解放を可能にする枠組みもある。それは歓迎すべきことだ」
バイデン大統領と電話会談したと明らかにし、「さらなる人質解放などの合意に基づくのであれば、延長を歓迎すると伝えた」としています。
一方で、▼ハマスのせん滅、▼すべての人質の解放、▼ガザを以前の状態に戻さないとの目標を実現するとも伝えたということです。
また、大規模戦闘の開始以降、初めてガザを視察。ハマスをせん滅するまで戦闘を続ける考えを改めて強調しました。
イスラエル ネタニヤフ首相
「あなた方とイスラエルの人々に繰り返し訴えます。我々は勝利するまで戦いを続ける。誰にも止められない」
合意の延長は実現するのか…
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は関係者の話として、戦闘停止を最大4日間延長し、ハマス側が追加で少なくとも20人の人質を解放する可能性があると報じています。
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