「若い女性には安全上に問題があるかも…」ライドシェア“救世主”となるか 議論本格化で期待と不安

「若い女性には安全上に問題があるかも…」ライドシェア“救世主”となるか 議論本格化で期待と不安

「若い女性には安全上に問題があるかも…」ライドシェア“救世主”となるか 議論本格化で期待と不安

 一般ドライバーが自家用車を使って有料で乗客を運ぶ「ライドシェア」。大阪・関西万博期間中の輸送力の確保を目的に、2024年秋から1年間の導入を目指し22日、小泉進次郎元環境大臣らのよる初めての勉強会が開かれました。ライドシェアは、安全性と利便性を兼ね備えた「救世主」となるのでしょうか。

 小泉進次郎元環境相
 「交通難民という課題を解決をしたいというみなさんにとって、現場がどういう状況かをお聞きしながら、いい形で前向きな形で啓発的な議論ができるよう、勉強会から共有できないかということで」

 22日朝、小泉進次郎元環境大臣らが立ち上げた超党派による勉強会の初会合。話し合われたのは、一般ドライバーが自家用車を使って有料で乗客を運ぶ「ライドシェア」についてです。

 勉強会では、臨時国会会期末の12月13日までに、ライドシェア導入に向けた課題など、論点を整理してまとめる方針です。

 小泉進次郎元環境相
 「誰も、ライドシェア対タクシーだと思っていない。タクシーもライドシェアも、選択肢が必要な地域社会を求めているんだということが、新ためて確認ができたということは、すごくいい会になったんではないでしょうか」

 政治の場で議論が本格化する中……。

 地方の「タクシー空白地帯」では、既に導入されている地域も。それが、兵庫県養父市です。全国に先駆けてライドシェアを導入しました。

 11月4日に視察に訪れた河野太郎デジタル大臣。実際に車に乗り込み利便性などを確認しました。ライドシェアを体験した感想はーー。
 
 河野太郎デジタル相「非常に快適でした」

 さらにこの人もー。

 大阪府・吉村洋文知事
 「ライドシェアの実現に向けて大きな一歩を踏み出せた」

 大阪府の吉村知事は、実現に向け、11月17日に河野大臣らに要望書を提出しました。

 万博期間中の輸送力の確保を目的に、2024年秋から1年間の導入を目指していて、河野大臣からは、「年内に国としての一定の方向性を出す」と前向きな返答があったということです。

 「路線バスの廃止」や「運転手不足」などを背景に進むライドシェア本格導入の議論。

 この10年で市場が急拡大している中国・上海では…。

 ライドシェア利用者「車を呼ぶ方法が多様化したね。 待ち時間や料金の選択肢も増えたよ」
 ライドシェア利用者「スマホを操作するだけですよ。高齢者にも便利ですね」

 その一方で。

 ライドシェア利用者「若い女性には安全上に問題があるかも…」「娘が配車サービスを呼ぶ時は、携帯を切らないように言い聞かせています」

 Q:安全上の心配は?
 ライドシェア利用者「あるに決まってます」「深夜に一人で乗るときはルートを彼氏と共有するようにしています」

 新しい移動サービスは、安全性と利便性を兼ね備えた「救世主」となるのでしょうか。

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