「時代の流れ…」 東海道新幹線の「ワゴン販売」31日終了へ(2023年10月30日)
東海道新幹線で長年親しまれてきた「ワゴン販売」が31日に終了します。
JR東海によりますと、駅周辺の品ぞろえが充実し、飲食物を持ち込む乗客が増えて売り上げが減少していることや、将来的な人員不足が予想されることなどから、東海道新幹線の中で弁当やコーヒー、アイスクリームなどを購入できる「ワゴン販売」を31日で終了するということです。
利用客：「終わるんですよね。コーヒーは絶対に買っていたんで、ちょっと困るなと思っているんですけど。新幹線の中に売りに来るコーヒー、おいしくて大好きだったんで、コーヒーだけでも続けてほしいんですけど」「今月いっぱいですね。もうなくなりますね。それも一つの楽しみでしたけどね」
自動販売機の商品はワゴン販売で人気のあったアイスクリームなどで、のぞみの全停車駅で合わせて86台が設置されるということです。
ワゴン販売を担当 川尻真富果チーフパーサー：「時代の流れとか、お客様のニーズの変化に伴いまして、ワゴン販売からモバイルオーダーサービスに形を変えますが、いつでもお客様の気持ちに寄り添っていたいという私たちの気持ちには変わりはありません」
グリーン車では引き続き、11月からもQRコードを利用したモバイルオーダーで飲み物などを購入することができるということです。
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