「きわめて卑劣」元大阪狭山市議に懲役６年の実刑判決 主催した宿泊イベントで女子児童にわいせつ行為
自ら主催した宿泊イベントで女子児童にわいせつな行為をしたとされる元大阪狭山市議の男に対し、大阪地裁堺支部は30日、懲役6年の判決を言い渡しました。
元大阪狭山市議で、議会の副議長だった井上健太郎被告（55）は3年前と一昨年、大阪府内などで自ら主催した小学生向けの宿泊イベントで、夜中に宿泊室で女子児童の体を触るなどわいせつな行為をした罪に問われていました。
今年4月の初公判で井上被告は「間違いありません。とてもひどいことをしました」などと起訴内容を認めていて、検察側は「主催者という立場を利用した犯行で常習性もあり悪質だ」 として、懲役7年を求刑していました。
この日の判決で大阪地裁堺支部は、「子どもが親元を離れていることを利用した犯行であり、 きわめて卑劣で常習性も顕著だ」などとして、井上被告に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
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