年数経ても謝罪ない実態も…少年事件の加害者の処遇に被害者の意見反映する新制度などについて議論

年数経ても謝罪ない実態も…少年事件の加害者の処遇に被害者の意見反映する新制度などについて議論

年数経ても謝罪ない実態も…少年事件の加害者の処遇に被害者の意見反映する新制度などについて議論

 少年事件の被害者遺族らによる集会が大阪市内で行われ、被害者の意見が加害者の処遇に反映される新たな制度などについて議論されました。

 年に一度開かれ、今年で25回目を迎えた「WiLL」は、少年事件の遺族が事件後の心情や状況、法制度の問題点について語り合う場です。

 14日は、刑務所など矯正施設の在り方について、遺族や専門家が意見を交わしました。

 今年12月以降、刑務所や少年院などが被害者に意見を聞き、加害者の処遇や指導に生かす制度が始まりますが、遺族からは加害者から年数を経ても謝罪のない実態が次々と報告されました。

 息子を亡くした遺族「人の人生を奪っておきながら罪の償いもせず、謝罪、反省のない加害者に非常に腹立たしい」

 ほかにも、加害者が損害賠償金を支払わない事例が多いことなど、被害者や遺族を救済するため必要な制度について議論が行われました。

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