G7首脳 ロシアへの金融制裁のタスクフォース発足へ(2022年2月27日)
G7＝主要7カ国の首脳は共同声明を発表し、ロシアへの金融制裁を確実にするため、新たにタスクフォースを発足させることなどを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、G7首脳は27日、共同声明を発表し、ロシアの主要銀行を国際的な金融決済システム＝SWIFTから切り離すと表明しました。
そのうえで、ロシアに対する金融制裁の実効性を確実にするため、来週、「大西洋横断タスクフォース」を発足させることも明らかにしました。
一方、イスラエル軍のメディアは27日、イスラエルのベネット首相がロシアのプーチン大統領に対し、ロシアとウクライナの和平に向けて仲介役を務めると提案したと報じました。
この提案に対し、プーチン大統領はベラルーシでの交渉なら応じると回答したということです。
ロシアの攻撃を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアに軍事活動の停止を命じる緊急決定を行うよう、ICJ＝国際司法裁判所に提訴したとツイッターに投稿しました。
ゼレンスキー氏は、「ロシアは侵略を正当化した責任を問わなければならない」ともコメントし、ICJでの審理は来週にも始まるとしています。
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